MotoGP第7戦カタルーニャGPの予選を終え、フロントロウを獲得したファビオ・クアルタラロ、マルク・マルケス、マーベリック・ビニャーレスが会見に登場。予選を振り返り、決勝レースへの展望を語った。
■ファビオ・クアルタラロ/ペトロナス・ヤマハSRT(予選ポールポジション)
「このポールポジションは特別だよ。僕が大好きなサーキットで獲ることができたからね。いい記念になるね」
「(右前腕の腕上がりの)手術から11日後で、このサーキットで自分の体調がどうなるかわからなかった。でも問題ない、いいペースも刻めている。予選ではとてもラップタイムがよかった。すごくうれしいよ」
「昨日も今日も、薬は飲まなかった。けれど、明日は服用するかもしれない。序盤から攻めようと思っているからね。このポジションを守っていきたいし、ポジションを失いたくないとも思っている」
■マルク・マルケス/レプソル・ホンダ・チーム(予選 2番手)
「僕たちは様々な方法を試すことができ、レースディスタンスで安定したペースで走れるように臨んだし、様々なタイヤも試した。これはよかったと思うよ」
「いいラップタイムだったと思うし、ポールポジションを争う準備はできていたのだけれど、ミスをしてしまった。明日に向けては、とてもいい形になったと思う。これが大事なんだ。ヤマハライダーはすごく調子がいいみたいだしね」
「3、4人のライダーのペースはとても近い。けれど、(前戦)ムジェロよりもいい感触がある。違う方法でマネージメントできるし、さらに安定しているとも感じる。レースではチャンピオンシップのライバルたち、ドゥカティや(アレックス・)リンス、何人かのヤマハライダーよりも前でフィニッシュすることが目標だ。最後まで優勝争いができるようがんばるよ」
■マーベリック・ビニャーレス/モンスターエナジー・ヤマハMotoGP(予選 3番手)
「今週末はうまくいっている。今朝は苦しんでいたのだけれど、フリー走行4回目後に改善して、それがいいリズムをもらたした。明日はうまくスタートしたいし、いいラップタイムを刻んで、全力を尽くしたい」
「(予選Q2のスロー走行が審議の対象となったことについて)正直、なんと言っていいのかわからないよ。チェッカーを受けたと思って、ファンのみんなに手を振ったりウィリーをしていたんだ。(背後からやってきたアタックラップ中の)ファビオのことはわからなくて、彼を見たときにはもう遅かった」
※ビニャーレスはこの会見後、予選Q2のスロー走行によりペナルティを受け、3グリッド降格。決勝レースは6番グリッドから迎えることになった。