YouTuberヒカル、人生初のカジノに挑戦！　驚異的な幸運で“大勝”しギャンブラー転身へ？

　人気YouTuberのヒカルが6月13日、自身の公式チャンネルにて人生初のカジノに挑戦し大勝を収めた動画を公開した。

（参考：YouTuberヒカル、ベルギーで1等30億円のスクラッチ宝くじに挑戦）

　YouTuber・相馬トランジスタと共に日本を飛び出し、数日間にわたってベルギーロケ企画を敢行していたヒカル。その締めくくりとしてカジノで一攫千金を狙うことに。軍資金は日本円にして、およそ100万円。これをすべてギャンブルに投じ「ゼロになるか1000万になるか、どっちかまでやろうと思っています」と大博打を打つと宣言し、意気揚々とカジノへ潜入していった。

　しかし、ここで一つ問題が。ヒカルが訪れたカジノはレートが低く、100ユーロくらいしか一度に賭けられないことが判明。一攫千金を狙うのは難しいものの、ひとまず「50万円勝ち」を目指して、カジノの定番・ルーレットに興じることとなった。なお、チップにかえられたヒカルの100万円は、ヘアメイク担当者や通訳担当者などにも振り分けられ、ヒカルのクルー数人でギャンブルに興じることに。

　ヒカルの誕生日は5月29日。それにちなんで「29包囲網や！」と言って、「29」を中心にチップをベットしていく作戦に出た。が、そう簡単にうまくいくはずもなく、900ユーロあったヒカルの軍資金は負けが込んで、いつしかたった80ユーロほどに。いつもは強気な姿勢を崩さないヒカルもさすがに、「これ渋い流れですね……」「もう～、辞めたくなる……」とすっかり弱気になってしまった。

　けれども、ここで奇跡が。なけなしの残金を振り絞り、初志貫徹で「29」にベットし続けたところ、ついに、ルーレットのボールが「29」に入ったのだ。この瞬間、ヒカルは「来た！ 来た！ 来た！！」と大興奮。「信じ続けた29！」と喜びをあらわにし、このたった1回のベットで配当金額が日本円にして17万9000円だと知らされると、「おわー！！」と絶叫していた。

　「29の奇跡！」「もう29やねんてやっぱり！」とすっかり普段の調子を取り戻したヒカルは、ここから驚異的な強運を見せつけていく。29とその周辺の数字をベットしていく戦術はピタリとハマり、1度のベットで「14万円勝ち」「8万2600円勝ち」「9万8000円勝ち」など面白いくらいに大勝を続けていく。

　連戦連勝を繰り返し、勝った瞬間には「アイム ギャンブラー！ スーパーギャンブラー！」「俺は多分、これで生活したほうがいいんすよ。普通にYouTube辞めて」などと軽口を叩くヒカルだったが、ひとたび次の勝負が始まると一転して真剣な眼差しに。着物に身を包み、するどい目つきで盤面を見つめてベットしていくその姿を見た相馬トランジスタと、動画を撮影するヒカルの実兄・まえすは「棋士みたいになってきた」「羽生さんっすよ！ 羽生さん！」と形容していた。

　都合4時間ほどルーレットを回し続け、結果的にヒカルは＋5000ユーロ、日本円にして70万円の大勝を収めた。相馬をはじめとした他の同行メンバーが全員負け越す中で一人勝ちしたヒカルは優越感に浸りつつ、「もっと大きい金額を賭けたかった」とポツリ。最後に人生初カジノについて「楽しすぎた。もう時間を忘れてやっていました」と言い、「次はもうちょっとレートが高いカジノに、1000万円くらい持って行ってやりたいと思います！」と、意欲を見せていた。（こじへい）