第87回ル・マン24時間耐久レースは6月14日、ル・マン市内で恒例のドライバーズパレードが行われた。全ドライバーが参加してのパレードは今年も盛況で、多くの日本人ドライバーもパレードの雰囲気を堪能した。
このドライバーズパレードは、ジャコバン広場をスタートして旧市街を通り、ふたたび広場に残るコースで、沿道に詰めかけたファンの間を参戦全ドライバーがレーシングスーツを着用してパレードするというもの。ル・マン・クラシックオートモーティブが主催するもので、ACOフランス西部自動車クラブは協力する立場だ。
今季はLM-GTEのフェラーリ勢を先頭に、スポンサーやダンスのパレードを挟みながらパレードが進行。前日、自身2回目のポールポジションを獲得したTOYOTA GAZOO Racingの小林可夢偉には、ふたたびACOピエール・フィヨン会長からトロフィーが渡された。
序盤に登場した木村武史、ケイ・コッツォリーノ、石川資章、さらに可夢偉らに続いて登場した中嶋一貴らも笑顔でパレードを行ったほか、終盤に登場したLM-GTE Amクラスポールポジションとなったデンプシー・プロトン・レーシングの星野敏も、ていねいにファンに対応しながらパレードを楽しんだ様子だった。
つかの間のファンとの交流を終え、いよいよ6月15日に第87回ル・マン24時間耐久レースは決勝レースを迎える。