ピエール・ガスリーは、レッドブル・ホンダに移籍した2019年シーズンは学ばなければならないことも多く、貪欲にはなっているものの、マシンに適応するためには時間が必要だと考えている。
今シーズンのガスリーのベストリザルトは、第6戦モナコGPでの5位。この時は決勝レースでファステストラップも記録した。
第7戦カナダGPを終えた時点で、ガスリーは36ポイントを獲得し、現在ドライバーズランキングにおいて6位につけている。一方チームメイトのマックス・フェルスタッペンは、開幕戦オーストラリアGPと第5戦スペインGPで表彰台を獲得しており、88ポイントを記録しランキング4位となっている。
「僕は競争心の強いドライバーだ。だからマシンからすべてを引き出せていると感じることができるまで、満足することはない」とガスリーは話した。
「現時点では、正しい方向に向かっている。だけどもっとたくさんのものを得たいと、僕はとても貪欲になっている。だからただ自分の仕事に集中して、改善できる部分を考え、できる限り早く進歩できるようにチームと協力する」
2018年にトロロッソ・ホンダからF1にフル参戦したガスリーは今年、レッドブルに移籍して、学ぶことがたくさんあるという。
「(F1にフル参戦して)2年目に新しいチームへ来て、僕には学ばなければならないことがたくさんある」
「このマシンに十分に適応するために、自分に時間を与えることが重要だと思う。今はすべてがうまくいっている。バルセロナでは6位でフィニッシュし、モナコでは5位だった。本当に方向性は正しいと思う」
「僕たちの望んでいるところから遠く離れているとは考えていないけれど、やらなければならないことがある」
ガスリーが作業の必要性を感じているのは、一体どの部分なのだろうか。マシンのセットアップなのか、それどもタイヤの使い方なのか、あるいは彼の自信だろうか?
「自分のドライビングやマシンから、すべてを引き出すことはできると思う」
「今の時点で最も重要なのは、コーナーの出口でパワーをかけることだ。自分のドライビングをそこに適応させることができるはずだ」
「前にも話したように、今シーズンの初めのうちは、僕はかなりアグレシッブだった。だけどそれは、マシンに合っていなかったんだ。だから自分自身についても、自分のアプローチについても、変えたところがいくつかある。そのことがうまく働いているようだ」
「だけどそれに十分な自信を感じる前に、やらなければならないことがまだある」