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ギャスパー・ノエ監督最新作『CLIMAX クライマックス』11月公開 ドラッグが生む地獄絵図を描く

2019年06月14日 12:21  リアルサウンド

リアルサウンド

『CLIMAX クライマックス』(c)2018 RECTANGLE PRODUCTIONS-WILD BUNCH-LES CINEMAS DE LA ZONE-ESKWAD-KNM-ARTE FRANCE CINEMA-ARTEMIS PRODUCTIONS

 ギャスパー・ノエ監督最新作『CLIMAX クライマックス』が、11月1日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開されることが決定。あわせて、ポスタービジュアルが公開された。


参考:ポスターはこちら


 ノエ監督3年ぶりの新作となる本作は、第71回カンヌ国際映画祭監督週間で初上映され、賛否両論真っ二つに分かれた中で、国際アート・シアター連盟賞を受賞。『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』『華氏451』に出演したソフィア・ブテラ以外は、各地で見出したプロのダンサーたちが出演する。


 音楽は、ダフト・パンク、ザ・ローリング・ストーンズ、セローン、エイフェックス・ツインなどが使用されている。演技経験のないプロダンサーによるパフォーマンスとダフト・パンクらが手がけたエレクトロミュージック、そして、全編を通して多用される長回し撮影で、ドラッグにより次第に充満していく地獄絵図を映し出す。歓喜からの狂乱、観る者を疑似トランス状態に放り込むサイケデリックな97分間に酔いしれる作品に仕上がっている。


 あわせて公開されたポスタービジュアルは、充満していくドラッグにより絶頂(クライマックス)に達した、愛し合う者、泣き叫ぶ者、それでも踊り狂う者たちの姿が切り取られている。 (文=リアルサウンド編集部)