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Travis Japanとオースティン・マホーンの共通点は? 共演を機に両者の相性を考察

2019年06月14日 12:02  リアルサウンド

リアルサウンド

リアルサウンド編集部

 ジャニーズJr.内グループのTravis Japanをご存知だろうか。宮近海斗、中村海人、吉澤閑也、川島如恵留、七五三掛龍也、松田元太、松倉海斗の7人からなるグループだ。グループ名にもある通り、マイケル・ジャクソンの振付師でもあるトラヴィス・ペインのレッスンを受けたメンバーを中心に構成されており、ダンスに定評がある。彼らは振りの角度や位置まで合わせることを意識しており、シンクロ率は目を見張るものがある。


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 そんな彼らの活動は、昨今非常に精力的だ。3月に横浜アリーナで行なわれた単独コンサート『Travis Japan Concert 2019 ~ぷれぜんと~』を皮切りに、5月にはSnow Man、なにわ男子と共に『ジャニーズ IsLAND Festival』を開催。8月には単独コンサート『Summer Paradise 2019』、11月からは主演舞台『虎者ーNINJAPANー』の開催が決定している。また、6月11日からは『オランジーナ100』のWeb CMにも出演。着々と活躍の幅を広げてきている。


 活動情報が次々と公開されているTravis Japanだが、その中でも一際話題になっているのは、アメリカのアーティスト、オースティン・マホーンとの共演ではないだろうか。2019年10月14日に開催される『Austin Mahone Japan Tour 2019』のスペシャルゲストとして出演が決定し、それに向けて共演も実現している。例えば、5月26日放送の『ニノさん』(日本テレビ系)ではライブで行なえるパフォーマンスを一緒に選び、5月30日に『ジャニーズJr.チャンネル』内へアップされた動画ではオースティン・マホーンのためにオリジナル焼きそばを作っていた。いずれも和気あいあいとしたやり取りが見られ、着実に関係性を深めていることが分かる。また、6月6日にはオースティン・マホーンとのリハ映像も公開。メンバーは、高難度なダンスに悪戦苦闘しつつも、今までにないリズムの取り方や動きに充実している様子。ライブでのパフォーマンスにも期待が高まるばかりだ。


 しかし、なぜTravis Japanが選ばれたのだろうか。5月19日に放送された『めざましテレビ』(フジテレビ系)内では、「日本で大きなショーがやりたくて振付師に相談した」と話していたオースティン・マホーン。そこからTravis Japanが抜擢されたというが、オースティン・マホーンとTravis Japanには様々な共通点がある。1つ目は、「ジェネレーション」。Travis Japanのメンバーを見ると、最年長の川島が24歳、最年少の松田が20歳とメンバー全員が20代前半だ。そしてオースティン・マホーンも23歳と同世代である。さらに、昨今Travis JapanはYouTubeや『ISLAND TV』へ積極的に動画をアップ。『ジャニーズJr.チャンネル』では得意のダンス動画も多々見ることができる。オースティン・マホーンもアーティストのカバー動画をYouTubeにアップしたことをきっかけに、スターダムにのし上がってきた一人だ。Webを通じて活動を広げていくという方法は、彼らのジェネレーションだからこその特徴ではないだろうか。そういった意味でも同じ感性でパフォーマンスを作っていけそうだ。


 そしてもう1つが、「ダンス」だ。ジャニーズJr.たちの中にはダンスが上手いメンバーが多々いるが、中でもTravis Japanはスキルが抜きん出ている。特にリズム感の良さは抜群で、彼らのパフォーマンスを見ていると、気付けば勝手に体が動いてしまうほど。オースティン・マホーンのダンサブルな楽曲にピッタリではないだろうか。また、オースティン・マホーンもダンスを得意としており、2019年2月5日リリース「Why Don’t We」のMVや、大ヒットした「Dirty Work」のALL DANCE VERSIONでもキレキレのダンスを披露している。いずれも複数のダンサーと共にパフォーマンスしており、Travis Japanとの相性も良いのではないかと推測できる。


 日本とアメリカの若きアーティストたちのコラボレーション。お互いの良い部分が影響し合い、相乗効果が生まれれば今までにないパフォーマンスが見られるかもしれない。4カ月後、彼らはどんなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか。成功を願ってやまない。(高橋梓)