全日本スーパーフォーミュラ選手権を運営するJRP日本レースプロモーションは6月13日、スポーツランドSUGOで6月22~23日に開催する第3戦の予選Q1でグループ分けを導入すると発表した。
2019年は11チーム20台が争っているスーパーフォーミュラ。ノックアウト形式の公式予選Q1では、全車がコースインすること、その多くがセッション終盤に集中することなどから、クリアラップが取りづらく、満足なアタックを行えない場面も見受けられていた。
特にSUGO戦については昨年、予選中にクラッシュによる赤旗中断があったほか、セッション終了後にはQ1進出を決めていた車両のタイムが突如抹消(その後、黄旗計時中のタイム更新だったとアナウンスされた)されるなど混乱も見られている。
SUGOで行われる第3戦では、こういった状況を避けるべく、公式予選Q1をA組とB組に分けて実施することが発表された。このグループ分けは抽選で決められる。
公式予選Q1のセッション時間は各組10分間で、各組上位6台ずつの計12台がQ2へ駒を進める。Q2へ進出できなかった車両については、Q1でより速いトップタイムを記録した組の7番手が予選13番手、異なる組の7番手が14番手となり、以降交互に予選順位が決定される。
なお、複数台でエントリーしているエントラントについては、各車両はそれぞれ別の組でQ1を走行することになるという。