舞台『Q: A Night At The Kabuki』が10月から東京、大阪、福岡で上演される。
野田秀樹率いるNODA・MAPの第23回公演として上演される同作は、Queenが1975年に発表したアルバム『A Night at the Opera』にインスパイアされた作品。日本を舞台に、ウィリアム・シェイクスピアの戯曲『ロミオとジュリエット』のロミオとジュリエットが生きていたら、という設定で、「広く語り継がれてきた」ロミオとジュリエットと、「その後の」ロミオとジュリエットの物語が描かれる。
ロミオとジュリエット役に松たか子、上川隆也、広瀬すず、志尊淳がキャスティング。広瀬は舞台初挑戦となる。共演者は橋本さとし、小松和重、伊勢佳世、羽野晶紀、竹中直人、野田秀樹。なお同公演は、Queenより正式に許諾された公認作品として上演される。作・演出は野田秀樹、音楽はQueenの楽曲を使用する。主催はNODA・MAP、ソニー・ミュージックエンタテインメント、ソニー・ミュージックパブリッシング。
東京公演は、10月8日および11月9日から池袋の東京芸術劇場 プレイハウス、大阪公演は10月19日から天王寺の新歌舞伎座、福岡公演は10月31日から小倉の北九州芸術劇場で上演。チケットの販売は9月7日からスタートする。高校生は事前申込制で1,000円割引。
■ブライアン・メイ(Queen)のコメント
この度は伝説的劇作家・演出家の野田秀樹さんがクイーンのアルバム『オペラ座の夜』の演劇性を本物の舞台演劇にしてくださることになり、大変嬉しく、そして光栄に感じています。
日本との長きにわたる繋がりの中で、令和元年という新しい時代の幕開けに、演劇史に新たな1ページを刻むとされる作品で、日本の文化に関わることができるのは喜ばしい限りです。