舞台『里見八犬伝』が、10月から上演される。
日本テレビの企画・製作で2012年、2014年、2017年に上演され、今回で4回目となる『里見八犬伝』。8つの玉に導かれた8人の勇猛果敢な犬士たちが出会い、立ちはだかる悪霊集団に挑んで悪を打ち滅ぼす様を描く滝沢馬琴原作の歴史ドラマを、鈴木哲也が既存の物語設定をもとに書き下ろし、深作健太が演出する。
キャストを一新する2019年版で主演を務めるのは佐野勇斗(M!LK)。舞台初主演となる佐野は主役の犬塚信乃を演じる。2014年、2017年版で主演を務めた山崎賢人は事務所の先輩にあたり、佐野は日頃から山崎を慕っているという。
公演は原作『南総里見八犬伝』の故郷である千葉・館山の千葉県南総文化ホールで開幕。その後、10月17日から東京・なかのZERO 大ホール、11月2日から大阪・梅田芸術劇場 メインホール、11月23日から愛知・名古屋文理大学文化フォーラム 大ホールで上演される。
主演の佐野勇斗は「こんなにもスケールの大きい作品に舞台経験もほとんどない僕が、座長を務めさせていただいていいのか、正直とても悩みました。ですが、昔から殺陣にものすごく憧れがありましたし、何より犬塚信乃は、僕の尊敬する先輩である山崎賢人さんが演じられていた役柄ということもあり、役者としても、人としても成長したい、そして先輩に少しでも追いつきたいという想いから、挑戦させていただくことを決めました」とコメント。
演出の深作健太は「佐野勇斗さん演じる犬塚信乃は野良犬のような男です。ハングリーな瞳を持つ佐野さんはじめ、新たな八犬士が、令和の時代にどんな新しい〈一字〉を刻むのか。新コンセプトで挑む、光と闇の壮絶な戦いにご期待ください」とコメントを寄せている。
■佐野勇斗のコメント
今回、舞台『里見八犬伝』のお話をいただいた時、こんなにもスケールの大きい作品に舞台経験もほとんどない僕が、座長を務めさせていただいていいのか、正直とても悩みました。
ですが、昔から殺陣にものすごく憧れがありましたし、何より犬塚信乃は、僕の尊敬する先輩である山崎賢人さんが演じられていた役柄ということもあり、役者としても、人としても成長したい、そして先輩に少しでも追いつきたいという想いから、挑戦させていただくことを決めました。
正直、自信はないし、大きなプレッシャーも感じていますが、僕の役者人生をかけて全力で挑みたいと思います。
どうか楽しみにしていてください。
■深作健太のコメント
震災の翌年に生まれ、復興への祈りを込めて、数多くの素敵な役者さん達と一緒に作って来た『里見八犬伝』。
特に思い入れの強い作品だけに、前回の2017年版が最後と思っていましたが、あえてもう一度、新しい世代に想いを伝えるべく、今回の演出をお引き受けする事になりました。
佐野勇斗さん演じる犬塚信乃は野良犬のような男です。
ハングリーな瞳を持つ佐野さんはじめ、新たな八犬士が、令和の時代にどんな新しい〈一字〉を刻むのか。
新コンセプトで挑む、光と闇の壮絶な戦いにご期待ください