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【食料品業界編】ホワイト度が高い企業1位明治「出産、育児に理解。早上がり等のシステムがある。実際に使う人も沢山見てきた」

2019年06月13日 07:10  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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企業口コミサイト「キャリコネ」は5月、「食料品業界のホワイト度が高い企業ランキング」を発表した。食料品業界に属する企業をピックアップし、キャリコネのユーザーによる「ホワイト度」評価の平均値が高い順にランキングにした。

1位は「明治」で、ホワイト度評価は4.0。2位以降「味の素」(3.98)、「ネスレ日本」(3.9)、「森永乳業」(3.59)、「ハウス食品」(3.5)、「日本ハム」(3.36)、「日清食品」「雪印メグミルク」(同3.04)、「ブルボン」(2.88)、「不二家」(2.85)がトップ10に入った。

「介護休職をしている方も。取りやすいように思うし、突然の有休も理解してもらえる」

1位「明治」の働く環境に関しては、

「出産、育児に理解があり、早上がり等のシステムがあります。実際に使われている方もたくさん見てきました。また、介護も同様です。介護休職をしている方もいました。これらの制度が取りやすいように思いますし、突然の有休も理解してもらえるようです」(研究開発/30代前半女性/年収450万円/2017年度)

という口コミが寄せられている。同社は2016年に創業100周年を迎えた明治グループに属す大手食品会社。牛乳やチョコレート菓子のほか、粉ミルクから介護食品に至るまで幅広い商品を取り扱っている。

社員が働きやすい環境を実現すべく「労働時間の適正化」に積極的に取り組み、ノー残業デーの実施や有給休暇の取得等を奨励。社員の健康管理に注力する姿勢が評価され、2年連続で「健康経営優良法人(ホワイト500)」に認定されている。

グループとして女性の活躍支援や仕事と家庭との両立支援制度に注力しており、産前・産後休暇、育児休業後の復職率および定着率(※)は100%。対象家族1名につき通算365日取得可能な介護休業など、介護と両立する社員に対しても手厚い制度がある。

※復職後2か月が経過しても在籍している社員の割合

なお、明治グループの2017年度の離職率(新卒者の3年未満の離職率)は9.3%。日本の平均離職率(※)は31.8%となっており、働きやすい環境であることがうかがえる。

※2015年3月の新規大卒就職者の就職後3年以内離職率(厚生労働省調べ)

調査対象は、『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)の「食品1~5」に記載があり、対象期間中に「キャリコネ」に正社員のユーザーから20件以上寄せられた企業。対象期間は、2015年4月~2018年3月。