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年間1000万台売れる富士フイルムのインスタックスシリーズから音声を記録する"新時代チェキ"が登場

2019年06月12日 14:32  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

インスタックス ミニ リプレイ Image by: FASHIONSNAP.COM
富士フイルムは6月12日の今日、都内で新製品発表会を開催し、"チェキ"の愛称で知られる「インスタックス(instax)」シリーズの新作モデルとして、音声を記録できる「サウンド機能」を搭載した「インスタックス ミニ リプレイ(instax mini LiPlay)」を発表した。発売日は6月21日を予定している。

>>昨年には"チェキ"で撮影したテイラー・スウィフトによる写真展の開催も

 インスタックス ミニ リプレイはシリーズ史上最小・最軽量と携帯性に優れたモデル。サウンド機能では、カメラに備えた録音機能により最大10秒間の音声を録音することができる。音声はQRコード化して写真とともにプリントし、スマートフォンから再生が可能。このほか、10種類以上のデザインフレームやスマートフォンの画像をチェキフィルムにプリントできる「ダイレクトプリント機能」、スマートフォンの操作からシャッターを切ることができる「リモート機能」などを搭載した。カラーはエレガントブラック、ストーンホワイト、ブラッシュゴールドの3色をラインナップする。

 デジタルカメラやインスタントカメラをはじめとする同社のイメージング事業は、スマートフォンの普及により幅広い写真の楽しみ方が広がる中で、2018年度の売上高が2,575億円に達するなど業績が好調に推移している。中でもインスタックスは世界100ヶ国以上で10~20代のデジタルネイティブ世代に親しまれ同事業を牽引。昨年にはインスタックスシリーズの年間販売台数が1,000万台に達し、初代モデル発売以来の累計販売台数は約4,500万台を突破した。新製品発表会に登壇した同社のイメージング事業部長の岩﨑哲也氏は「インスタックス ミニ リプレイはこれまで以上に様々なシーンで楽しんでもらえる"究極のインスタックスカメラ"。今後も撮ったその場で直ぐに写真が楽しめるインスタックスならではの唯一無二の魅力を活かしながら、様々なユーザーに対応した付加価値のあるインスタントフォトシステムを開発していきたい」と抱負を語った。

 また、発表会にはゲストとしてモデルの堀田茜と谷まりあが登壇。インスタックス ミニ リプレイを試した堀田は「これから花火大会や夏祭りなどのイベントがあるので、その場の雰囲気が伝わるような写真を撮りたいですね」と感想を述べた。

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■instax mini LiPlay発売日:2019年6月21日(金)価格:オープン価格公式サイト