アライヘルメットは、スーパーバイク世界選手権(SBK)に参戦し4連覇中のジョナサン・レイが使用するヘルメットのデザインを施したRX-7Xを発売すると発表した。
RX-7Xはフルフェイスタイプの二輪用ヘルメットで、レースやツーリングなど幅広く活用できるアライのフラッグシップモデルだ。
発売される『RX-7X・REA SB』は、2019年シーズンからレイが使用しているヘルメットの最新レプリカモデルとなる。
レイは2008年からSBKに参戦しているライダー。2015年にカワサキ・レーシングチーム・ワールドSBKに移籍してから、2018年まで4連覇を果たしている。
2018年は第7戦チェコでカール・フォガティの最多記録59勝を抜き、第8戦から最終戦までトップを譲らず歴代1位タイとなる11連勝を達成。
今年もカワサキのNinja ZX-10RRを駆りSBKに参戦中で、第5戦イモラで2勝を挙げ、第6戦終了時点で、歴代最多の73勝の記録に更新した。
また、7月25日~28日に開催される鈴鹿8時間耐久ロードレースに、カワサキ・レーシング・チームから参戦することが決定している。2018年も鈴鹿8耐に参戦しており、TOP10計時予選はレイのアタックでポールポジションを獲得し、決勝では3位表彰台を獲得する活躍を見せた。
今回発表されたRX-7X・REA SBは、SBK5年連続チャンピオンと鈴鹿8耐を制すため、これまでレイが使っていたヘルメットのイメージを残しながら、チャンレンジスピリットを感じさせるグラフィックにバージョンアップしたという。
レイの最新レプリカヘルメット『RX-7X・REA SB』の価格は6万1000円(税別)。発売に関しては入荷次第の販売となるため店舗確認が必要だ。