ひんやりしたアイスクリームもいいが、この季節はジューシーな氷菓が食べたくなる。赤城乳業は6月11日、「大人なガリガリ君 和梨」(税抜100円)を発売した。
ガリガリ君は、その名の通り「ガリガリ感」が楽しいアイスキャンディーだ。スタンダードなソーダ味に加え、「コーンポタージュ味」「メロンパン味」といった奇抜な味が登場するたび、話題になっている。
今回、季節感を味わえるフレーバーでも高い人気を誇る「梨」がグレードアップした。ツイッターでは「チョット熟した感のある甘みの増した美味しい梨の感じがしてなかなかイイ!」といった声が寄せられている。どんな味かを確かめるべく、キャリコネニュース記者も食べてみた。
裏面の注意書き「和梨果汁・果肉由来の皮・繊維質が入ることがあります」
まず驚くのが、香りだ。パッケージを開けると和梨の甘い香りが漂ってくる。同商品の特徴は、和梨の果汁・果肉が22%入っていること。2018年発売の「ガリガリ君 九州みかん味」(果汁7%)、「北海道メロンソーダ味」(果汁1%)などと比べてもケタ違なことがわかる。
裏面には「和梨果汁・果肉由来の皮・繊維質が入ることがあります」という注意書きが入っている。
食べてみると、外側は和梨味のアイスキャンディー、内側は梨味のかき氷と2層に分かれている。ガリガリ君の特徴である「ガリガリ食感」が、心地よい梨味とともに堪能できる。
和梨の果汁がたっぷりと口の中に広がってくる。シャリシャリとした食感は、冷蔵庫でキンキンに冷やした梨のよう。和梨の香りと味の両方が楽しめるのは、果汁・果肉2割超のたまものだろう。
発売日の6月11日は、前日の肌寒い雨と違って蒸し暑いためアイスが美味しく感じられた。アイスキャンディーの棒に当たりが書かれていると、「大人なガリグッズ」がもらえるという。残念ながら当たりは出なかった。