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MotoGPレジェンドのバレンティーノ・ロッシ、「そう遠くない将来」のDTM参戦を示唆

2019年06月11日 17:41  AUTOSPORT web

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自身が所有するランチを訪れたゲルハルト・ベルガー(左)、セバスチャン・オジエ(右)と記念撮影に臨んだバレンティーノ・ロッシ(中央)
二輪レースの最高峰、MotoGPに参戦しているバレンティーノ・ロッシが「そう遠くない将来」に、ドライバーとしてDTMドイツ・ツーリングカー選手権へスポット参戦する意向を示した。

 DTMは他シリーズで活躍するスター選手を積極的に呼び込んでおり、2018年にはWRC世界ラリー選手権のシリーズチャンピオンであるセバスチャン・オジエがスポット参戦したほか、直近のミサノ大会ではMotoGPライダーのアンドレア・ドヴィツィオーゾもゲストドライバーとしてレースを戦っている。

 そのドヴィツィオーゾとMotoGPでライバル関係にあるロッシは、DTM公式YouTubeチャンネルで公開された動画内で「そう遠くない将来、ドライバーとしてDTMに足を運ぶつもりだ」とコメント。近い将来のシリーズ参戦を示唆した。

「残念ながら(第3戦ミサノの)レースをチェックすることはできなかったけど、リザルトには目を通したし、ドビ(アンドレア・ドヴィツィオーゾ)の結果も気にしていた。すごく楽しんだようだね」

「実はゲルハルト(ベルガー/DTMを運営するITR e.V代表)にミサノへ来ないかと誘われていたんだ。残念ながら、今回は現地へ行くことはできなかったけど、そう遠くない将来、DTMに足を運ぶつもりだ。もちろんドライバーとしてね」

 MotoGPで通算9度のシリーズチャンピオンに輝いているロッシは、2012年にブランパンGTエンデュランス・カップに参戦しフェラーリ458イタリアGT3をドライブした経験があるほか、2019年12月のガルフ12時間にもGT3マシンで参戦すると報じられている。