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役所広司×テレンス・チャン、日中合作『オーバー・エベレスト』11月公開

2019年06月11日 11:20  CINRA.NET

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『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』 ©Mirage Ltd.
映画『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』が、11月に全国公開される。

原題『Wings Over Everest』として日中合作で製作された同作は、標高8848m、氷点下50℃という過酷な条件下のエベレストを舞台にした作品。ヒマラヤ周辺国家が平和のために「ヒマラヤ公約」を締結する会議の前に、機密文書の乗った飛行機がエベレスト南部に墜落し、文書を取り戻す手伝いを依頼されたヒマラヤ救助隊「Wings」が懸念を覚えつつも任務を引き受け、過酷な雪山を登り始める、というあらすじだ。

主演を務めるのは役所広司。「ヒマラヤの鬼」と呼ばれ、ヒマラヤ救助隊「Wings」を率いる隊長・姜役を演じる。

さらに『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』にも出演したチャン・ジンチューが、エベレストで遭難した恋人の遺体を探し出すためにWingsに入ったシャオタイズー役、ドラマ『金田一少年の事件簿 獄門塾殺人事件』にも出演した台湾人俳優リン・ボーホンがヘリパイロットのハン役をそれぞれ演じている。

プロデュースは、ジョン・ウー監督の『フェイス/オフ』『ミッション:インポッシブル2』『レッドクリフ』などを手がけたテレンス・チャン。監督はユー・フェイが務める。

役所広司と初タッグとなるテレンス・チャンは昨年の『東京国際映画祭』で来日した際、「役所広司さんの大ファンで、彼のことを世界で一番優秀な俳優だと思っていたので、いつか一緒に仕事がしたいと思っていました。ファンタスティックだった!」と役所を評している。

なお6月15日に開幕する『上海国際映画祭』に役所をはじめ、テレンス・チャン、チャン・ジンチュー、ユー・フェイ監督が参加。レッドカーペットイベントや記者会見に臨む。