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玉城ティナ「クソムシが」、伊藤健太郎主演『惡の華』特報&ビジュアル公開

2019年06月11日 11:20  CINRA.NET

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『惡の華』 ©押見修造/講談社 ©2019 映画『惡の華』製作委員会
押見修造原作の映画『惡の華』の公開日が9月27日に決定。あわせて特報とティザービジュアル、追加キャストが発表された。

同作は、シャルル・ボードレールの『惡の華』を心の拠り所にしている地方都市の中学2年生・春日高男がクラスのマドンナ・佐伯奈々子の体操着を盗んだことを問題児の仲村佐和に目撃され、そのことを秘密にする代わりにある「契約」を持ちかけられる、というあらすじ。仲村からの変態的な要求に翻弄され、アイデンティティが崩壊していく主人公・春日役を伊藤健太郎、彼に執拗につきまとう仲村役を玉城ティナ、春日が片思いをする佐伯役を数百人を超えるオーディションで選出された16歳の秋田汐梨、春日と交流を深める常磐文役を飯豊まりえが演じる。監督は井口昇、脚本は岡田麿里。

玉城ティナ演じる仲村の「うっせー、クソムシが」というセリフで始まる特報では、伊藤健太郎演じる春日が女子の体操着の匂いを嗅ぐ様子や、仲村が春日に「私と契約しよう」と話すシーン、春日と仲村が深夜の教室を破壊する場面、大雨に打たれながら上半身裸で雄叫びをあげる春日の姿などが確認できる。

ティザービジュアルには壁に書き殴られた落書きや黒板を背景に、春日と仲村の姿が写し出されている。このビジュアルを使用したオリジナルポストカードセットは、6月14日に発売されるムビチケの特典として数量限定で付属する。

あわせて発表された追加キャストは、春日を心配しつつも見守る父親役の鶴見辰吾、母親役の坂井真紀、娘との距離をうまくとれない仲村の父親役の高橋和也、離れて暮らす母親役の黒沢あすか、祖母役の佐々木すみ江、佐伯の母親役の松本若菜。さらにクラスメイト役で北川美穂、佐久本宝、田中偉登の出演も明らかになった。