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チャン・イーモウ監督が三国志をアレンジ、映画『SHADOW/影武者』9月公開

2019年06月11日 11:20  CINRA.NET

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『SHADOW/影武者』ポスタービジュアル ©2018 Perfect Village Entertainment HK Limited Le Vision Pictures(Beijing)Co.,LTD Shanghai Tencent Pictures Culture Media Company Limited ALL RIGHTS RESERVED
チャン・イーモウ監督の最新映画『SHADOW/影武者』が、9月6日から東京・TOHOシネマズシャンテほか全国で公開される。

『HERO』『LOVERS』などのチャン・イーモウ監督が「自分が本当に撮りたい物語と巡り合った」と語る同作は、『三国志』の「荊州争奪戦」をアレンジした作品。頭脳明晰で武芸の達人の重臣・都督が敵の将軍で最強の戦士・楊蒼に手合わせを申し込んだことに、若くしてトップを継いだ王は怒り狂うが、目の前の都督は影武者で、本物の都督は自身の影に大軍との戦いを命じており、他方、王もある作戦を秘めていた、というあらすじだ。

都督とその影武者の2役をダン・チャオが演じるほか、都督の妻役にダン・チャオと私生活でも夫婦であるスン・リーがキャスティング。ダン・チャオは筋骨隆々な影武者役から20キロ減量して病んだ都督役に挑んだという。今回の発表とあわせて、本予告編と日本版本ポスタービジュアルが公開された。

なお、同作は構想開始から撮影開始までに3年半、撮影開始からクランクアップまで5か月間におよんだ。撮影は北京のスタジオに加えて湖北省のロケ地など3か所で行なわれ、500人超の製作スタッフ以外にもセット設営に携わった作業員は350人にのぼるという。