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米倉涼子主演『ドクターX』第6シリーズ、10月より放送決定! 「令和も私、失敗しないので!」

2019年06月11日 05:11  リアルサウンド

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 米倉涼子主演のドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』の第6シリーズが、10月よりテレビ朝日系にて放送スタートする。


 群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、専門医のライセンスと叩き上げのスキルだけを武器に突き進むフリーランスの外科医・大門未知子。「いたしません」「私、失敗しないので」でおなじみの、米倉涼子演じる“異色・孤高・反骨の天才外科医”がこの秋、テレビ朝日開局60周年記念番組として2年ぶりに復活する。


 主人公・大門未知子が病院組織で数々の騒動を巻き起こしながらも、外科医の本質である手術や治療を成し遂げるため、一切の妥協を許さず突き進む姿を描いた医療ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』。2012年に第1シリーズが放送されるや、平均視聴率19.1%をマーク、2013年の第2シリーズから2017年の第5シリーズまではすべて平均視聴率20%以上を記録している(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。


 2017年に放送された第5シリーズのラストでは、未知子が後腹膜肉腫で余命3カ月と診断。しかしそこから奇跡の生還を遂げ、昨年放送のスピンオフドラマ『ドクターY~外科医・加地秀樹~』では、キューバで元気に過ごしている姿を見せた。第6シリーズでは、未知子が日本に帰国し、日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」を舞台に物語が進む。


 未知子が所属する「神原名医紹介所」の仲間を演じる内田有紀(城之内博美役)や岸部一徳(神原晶役)をはじめ、縦社会の医局で“御意軍団”を形成する外科医を演じる遠藤憲一(海老名敬役)、勝村政信(加地秀樹役)、鈴木浩介(原守役)、さらに前作ラストで収賄疑惑をかけられ東京地検特捜部に逮捕された「東帝大」院長・蛭間重勝を演じる西田敏行ら、常連メンバーも再結集。今年“女優宣言”から20年という節目の年を迎えた米倉が、おなじみのメンバーとともに、集大成とも言える本作に挑む。


 2019年、令和の時代を迎え、大混乱に陥っていた医療界。権威世代と次世代のバランス、コンピューターやAIとの共存など多くの問題が押し寄せる中、「東帝大学病院」はかつてないほどの大赤字に見舞われいた。そんな倒産寸前の本病院にやってきたのは、「ハゲタカ」の異名を持つ投資家のニコラス・丹下。世界でも指折りの企業再生のプロである丹下が打ち出す再生プランとともに、「東帝大学病院」は経営再建の道を歩み始めるが、“医療の合理化”を迫られ、病院はリストラやコストカットという現実にも直面。命のやりとりをする医療現場が、ビジネス最優先となり、ますます政治と権力争いの場へと変貌を遂げる。そんな新たな権力争いが激化する中、丹下に呼ばれて「東帝大学病院」にやってきた大門未知子は孤高の戦いを繰り広げていく。


 また、勝村政信主演『ドクターY~外科医・加地秀樹~』が今秋に全国ネットの日曜プライム枠で2時間ドラマとして放送されることも決定。群れを好み、金を愛し、腹腔鏡のスキルと要領の良さだけを武器に突き進む外科医・加地秀樹。本作は、「腹腔鏡の魔術師」と崇められるほど腕がいいのだが、人としては残念な一面もある、人間らしい加地を主人公に据えたスピンオフドラマシリーズで、今回が第4シリーズにして初のゴールデン帯での放送となる。勝村をはじめとする個性的なキャストはもちろん、未知子などの『ドクターX』でおなじみのキャラクターたちも特別出演する。(リアルサウンド映画部)


■米倉涼子 コメント
2年ぶりに『ドクターX』が帰ってくることになりました! 


この2年間、1カ月に20回くらいはいろいろな方に「『ドクターX』やらないの?」って聞かれたりしていましたが、私自身もそろそろ(『ドクターX』のメンバー)みんなと会いたいなって思っていたので、うれしいです! 『ドクターX』をやっていない間も、みんなと会うと“チーム感”があって「みんながみんなのためのみんなでいられる空間だな」ということをすごく感じるんです。まだお芝居の仕事を始めて20年ですが、こんなにありがたい絆は、なかなか得られるものではないと思っています。


この作品も第6シリーズまで来たわけですが、ここまでやってこられたのも視聴者のみなさんのご支持と、集まってくださるキャストのみなさん、そしてまたやりたいと思ってくれるスタッフの方々のおかげ。それはとても大事なことだなと思います。


ただ、なにせ2年ぶりなので腕が鈍っていないかだけが心配です(笑)。私、加地先生役の勝村政信さんよりブランクがあるんですよ! 彼は、昨年『ドクターY』をやっているので…。だから加地先生には負けないようにしなきゃって思っています(笑)。


最近では街中などでも、「米倉涼子だ」と言われるよりも「大門未知子だ」と言われることのほうが多くなりました。自分が思っている以上に『ドクターX』という作品や大門未知子というキャラクターはみなさんにとって身近なものになっているんだなと実感しますし、私自身も誰かと会話をするときに、無意識に未知子や蛭間、晶さんの話をしていることもあり、私にとっても今や身近で自然なものです。


2年ぶりの『ドクターX』――ちょっと緊張していますが、自由で力強い大門未知子で帰ってきたいと思います。「令和も私、失敗しないので!」