2019年F1カナダGP決勝で、レーシングポイントのランス・ストロールは9位でフィニッシュ、母国でのポイント獲得を果たした。FP3でストロールのパワーユニットにトラブルが発生。これはメルセデスが今週末持ち込んだアップグレード版“フェーズ2”だったが、ストロールは使い込んだ旧スペックのエンジンに戻して戦わなければならなかった。
■スポーツペサ・レーシングポイントF1チーム
ランス・ストロール 決勝=9位
クルマのパフォーマンスはすごく良かった。モントリオールでポイントを獲れて、本当にうれしいよ。レースまでの道のりは厳しいものがあった。土曜日にパワーユニットを失い、旧型エンジンに戻したために、性能面でのハンデを抱えることになったが、それでもプッシュし続けて、全力で戦った末に2ポイントを持ち帰ったんだ。
スタートがうまく決まって、いくつかポジションを上げることができた。僕の戦略のポイントは、ハードタイヤで第1スティントをできるだけ長く走ることだった。ミディアムに履き替える頃には、だいぶいい感じになってきて、(カルロス・)サインツJrに追いつき、オーバーテイクして9位に上がった。本当に楽しいレースだったよ。精神面でも全てを出し切って、存分に楽しませてもらった。
チームは報奨を受けるに値する仕事をした。この週末は長時間働いてくれて、その努力が僕たち全員を後押ししたんだ。観客の応援もすごくて、素晴らしい週末だった。このレースのことは、しばらく忘れられないだろうね。