2019年F1カナダGP決勝で、メルセデスのバルテリ・ボッタスは4位だった。
6番グリッドからユーズドミディアムタイヤでスタートしたボッタスは、30周目に新品ハードに交換。終盤、後ろのマックス・フェルスタッペンとの間に十分なギャップがあったため、追加のピットストップを行い、ソフトタイヤを装着。狙いどおりファステストラップを記録した。
ドライバーランキング首位のルイス・ハミルトンが優勝したため、2位ボッタスとの差は29点に拡大した。
■メルセデス-AMG・ペトロナス・モータースポーツ
バルテリ・ボッタス 決勝=4位
昨日の予選で高くつくミスをした。あのミスの影響で、レースで苦労することになったんだ。序盤、レッドブルとルノーを抜くのは簡単ではなかった。前のマシンに近づくたびに、エンジンとブレーキの温度が上がり、限界値に近づいてしまう。そのため、リフト・アンド・コーストをしなければならず、攻めるのが難しくなった。
ようやく彼らの前に出たころには、トップグループから大きく遅れてしまっていて、表彰台争いをするのは難しかった。
前に誰もいない状態では、マシンのペースはよかった。だから、最後に追加のピットストップをして、最速ラップを狙うことにした。1ポイント余計に稼げたのはよかったよ。でも今回は昨日の予選でレースを失ったのだと思う。
フランスでもタフな戦いに直面することになるだろう。長いストレートがあるコースだから、フェラーリは次も速いはずだからね。彼らと戦うのが楽しみだよ。