シフマン氏は1992年にPVH社に入社。2014年7月にカルバン・クライン社のCEOに就任し、約5年間にわたりブランドビジネスを率いてきた。退社の理由として「他の成功を追い求めるため」としている。後任は2006年にPVH社に入社し、カルバン・クライン ノースアメリカ(Calvin Klein North America)やアンダーウェアグループのプレジデントを務めたCheryl Abel-Hodges氏が務める。
PVHのプレジデント ステファン・ラーション(Stefan Larsson)氏は、Abel-Hodges氏の起用について「カルバン・クラインブランドを率いるのにふさわしい人物であると確信している。このリーダーシップの変化が、世界中の私たちの素晴らしい経営陣とともにブランドの長期的な成長の可能性を実現させてくれるだろう」とコメント。シフマン氏には「カルバン・クラインおよび歴史あるブランドの小売事業をリードし、カルバン・クラインブランドをCEOとして成長させる上で重要な役割を果たしたことを含め、PVHへの多大な貢献に感謝したい」とメッセージを送っている。
【写真】スティーブ・シフマン氏とステファン・ラーション氏の2ショット