2019年F1カナダGP決勝で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは5位、ピエール・ガスリーは8位だった。トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは10位、アレクサンダー・アルボンは59周リタイアという結果だった。
ホンダのパワーユニット(PU/エンジン)搭載車4台中3台がポイント獲得を果たした。アルボンは、スタート直後に他車と接触し、フロントウイングを壊して最後尾に落ちた。終盤は16番手を走行していたが、残り11周のところで、チームはリタイアを決めた。
■ホンダF1テクニカルディレクター 田辺豊治
今日のレースでは、アストンマーティン・レッドブル・レーシングのフェルスタッペン選手が昨日の不運な予選による9番グリッドという位置から、5位までポジションアップしてくれました。ただ、レース序盤に他車の後ろで大きくタイムロスをしたことが響き、残念ながら表彰台を争うには至りませんでした。
レッドブル・トロロッソ・ホンダのアルボン選手は、レース1周目に他車との接触でフロントウイングを失う残念なレースとなりましたが、クビアト選手は粘り強い走りでレース残り2周で前車をパスして入賞を果たし、レッドブルのガスリー選手とともに、4台中3台がポイントを獲得できました。
これから欧州に戻り、次はフランス、オーストリアの連戦になります。さらなる競争力の向上に向け、レッドブル、トロロッソの両チームとともに懸命に開発を続けていきます。