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F1第7戦カナダGP予選トップ10ドライバーコメント(2)

2019年06月09日 19:31  AUTOSPORT web

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2019年F1第7戦カナダGP予選 PP:セバスチャン・ベッテル、2番手:ルイス・ハミルトン、3番手:シャルル・ルクレール
2019年F1第7戦カナダGP予選をポールポジション~5番手で終えたドライバーたちが土曜日を振り返った。

■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
ピエール・ガスリー 予選=5番手

 とてもいい予選だったと思う。トウを得ることができなかったが、1周のなかですべてのポテンシャルを引き出すことを目指した。3番手にかなり近いところまで行ったが、5番手でも十分いいグリッドポジションだと思う。この結果に満足できるよ。予選はかなりの接戦で、上とはほんのわずかの差だった。

 明日はソフトタイヤでスタートしなければならず、苦労することになりそうだ。今日よりさらに気温が上がる可能性があるんだ。見ていて興奮するようなレースになるだろう。ペースを維持して、全力を尽くし、トップ3にチャレンジするよ。

■ルノーF1チーム
ダニエル・リカルド 予選=4番手

 予選4番手でこれほどうれしい気持ちになるなんて、思ってもみなかった。ポールポジションを獲ったみたいな気分だよ!
 無線で4番手だと知らされた時は最高の気分だった。チームの皆のことを思って、心の底から喜んでいる。

 このコースは楽しいから、いつも楽しんで走ってきた。今日は最初から速さがあると感じた。昨日の段階でも速かったけれど、そこからさらに進歩して、予選に向けてすべてをまとめ上げることができたんだ。

 明日のことはこれから考える。スタートは面白いことになるかもしれないよ。でも、予選4番手というのは僕らにとって大きな出来事だから、今のところはこの瞬間を楽しみたい。

■スクーデリア・フェラーリ
シャルル・ルクレール 予選=3番手

 今日の結果はチームにとって素晴らしいものだ。ポールポジションを獲得したセブ(ベッテル)を祝福するよ。今日の彼はとても速く、すべてをうまくまとめあげていたと思う。彼にふさわしい結果だ。

 僕に関しては、路面の改善をもっとうまく予想する必要がある。そうすれば、マシンのセッティングをQ3にしっかりと合わせこむことができる。分析し、次のレースに向けてこの分野を強化したい。

 3番手スタートなら十分チャンスはある。ライバルたちと戦うのは楽しいだろうね。プッシュし続け、良い結果を持ち帰るためにベストを尽くすよ。

■メルセデス-AMG・ペトロナス・モータースポーツ
ルイス・ハミルトン 予選=2番手

 今日はすべてを出し尽くしたと思っているから、落胆してはいない。タイミングは正しかったし、手順もうまくこなし、自分にできることはすべてやった。
 全体的に見て、僕らはいい仕事をして、その結果、決勝に向けていいポジションを確保できたと思うから満足だよ。

(Q3で)短い時間ながらトップに立ったけれど、結局はフェラーリの方が速かった。特に最終セクターで僕らは遅れをとっている。あそこのストレートではフェラーリの方がコンマ4秒から5秒速かった。

 とはいえ彼らが速さを発揮するだろうことは最初から分かっていたし、それは良いことだ。レースはこうあるべきなんだ。今日はフェラーリ2台の間に割って入ることができてうれしい。明日は面白いレースになるだろう。皆にいいショーを披露できるといいね。

(Formula1.comに対して語り)セブはすごいラップを走った。(ポールを獲得できて)本当によかったね。
 最終セクターについて言うと、今やフェラーリには“パーティーモード”があると言っていいんじゃないかな。メルセデスに“パーティーモード”があると最初に言いだしたのが誰かは知らないけどね。

 最終セクターのストレート終盤のスピードで僕らはかなり負けている。でも、レースでは彼らに近づくことができればいいなと思っているんだ。

■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル 予選=1番手

 チームにとって良い一日になったので本当にうれしい。この数カ月は楽ではなかったけれど、今日こうした結果を出せたことで、皆に正しいメッセージを送ることができた。僕らは今、全力で戦っている。一番大事なのはプッシュし続けることだ。
 無線で(順位を)聞いた時には本当にうれしかった。集中して、1回あるいは2回のアタックにすべてを注ぎ込もうとしていたので、緊張が高まり、アドレナリンが出ている状態だった。

 ここに来るにあたって、過去数戦よりもチャンスがあると分かっていた。それを今日確認することができた。ペースがいいんだ。

 基本的にレースではソフトタイヤを使わないつもりだ。

 ここから前に進んでいくよ。明日は何が起きてもおかしくない。レースが始まれば、何が起こるかは分かる。単純な話だ。

 ライバルがかなり速いことは分かっている。特に彼らはロングランペースで優れているんだ。今までのレースでもそうだったようにね。でも今回は僕らの方が前からスタートする。必死に戦って、この位置を維持したいと思っている。今日のチャンスをつかみ取ったのはとても重要なことだ。でも、これを明日、確実に結果につなげる必要がある。(今日ポールを獲った後に歌ったように)また歌えるといいね!