2019年F1カナダGPの土曜予選で、メルセデスのルイス・ハミルトンは2番手だった。
ハミルトンはQ1を4番手で通過、Q2ではレーススタートタイヤを決める自己ベストタイムをミディアムタイヤでマークした。トップでQ3に進んだハミルトンは、ソフトタイヤ2セットを使用。最初のランで暫定首位に立つが、最後のランでフェラーリのセバスチャン・ベッテルに抜かれ、2番手に落ちた。ハミルトンの予選タイムは1分10秒446だった。
■メルセデス-AMG・ペトロナス・モータースポーツ
ルイス・ハミルトン 予選=2番手
今日はすべてを出し尽くしたと思っているから、落胆してはいない。タイミングは正しかったし、手順もうまくこなし、自分にできることはすべてやった。
全体的に見て、僕らはいい仕事をして、その結果、決勝に向けていいポジションを確保できたと思うから満足だよ。
(Q3で)短い時間ながらトップに立ったけれど、結局はフェラーリの方が速かった。特に最終セクターで僕らは遅れをとっている。あそこのストレートではフェラーリの方がコンマ4秒から5秒速かった。
とはいえ彼らが速さを発揮するだろうことは最初から分かっていたし、それは良いことだ。レースはこうあるべきなんだ。今日はフェラーリ2台の間に割って入ることができてうれしい。明日は面白いレースになるだろう。皆にいいショーを披露できるといいね。
(Formula1.comに対して語り)セブはすごいラップを走った。(ポールを獲得できて)本当によかったね。
最終セクターについて言うと、今やフェラーリには“パーティーモード”があると言っていいんじゃないかな。メルセデスに“パーティーモード”があると最初に言いだしたのが誰かは知らないけどね。
最終セクターのストレート終盤のスピードで僕らはかなり負けている。でも、レースでは彼らに近づくことができればいいなと思っているんだ。