2019年F1カナダGPの土曜予選で、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは今シーズン初のポールポジションを獲得した。
Q1をトップで通過したベッテルは、決勝スタートタイヤが決まるQ2ではミディアムタイヤでアタック、3番手でQ3に進んだ。Q3ではソフトタイヤ2セットを使用。最後のアタックラップで1分10秒240のタイムをマーク、自身56回目、2018年ドイツGP以来のポールを獲得した。
■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル 予選=1番手
チームにとって良い一日になったので本当にうれしい。この数カ月は楽ではなかったけれど、今日こうした結果を出せたことで、皆に正しいメッセージを送ることができた。僕らは今、全力で戦っている。一番大事なのはプッシュし続けることだ。
無線で(順位を)聞いた時には本当にうれしかった。集中して、1回あるいは2回のアタックにすべてを注ぎ込もうとしていたので、緊張が高まり、アドレナリンが出ている状態だった。
ここに来るにあたって、過去数戦よりもチャンスがあると分かっていた。それを今日確認することができた。ペースがいいんだ。
基本的にレースではソフトタイヤを使わないつもりだ。
ここから前に進んでいくよ。明日は何が起きてもおかしくない。レースが始まれば、何が起こるかは分かる。単純な話だ。
ライバルがかなり速いことは分かっている。特に彼らはロングランペースで優れているんだ。今までのレースでもそうだったようにね。でも今回は僕らの方が前からスタートする。必死に戦って、この位置を維持したいと思っている。今日のチャンスをつかみ取ったのはとても重要なことだ。でも、これを明日、確実に結果につなげる必要がある。(今日ポールを獲った後に歌ったように)また歌えるといいね!