2019年F1カナダGPの土曜予選で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは11番手、ピエール・ガスリーは5番手だった。トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは12番手、アレクサンダー・アルボンは14番手という結果だった。
Q2終盤にケビン・マグヌッセンのクラッシュにより赤旗が掲示され、ミディアムタイヤからソフトに履き替えてアタック中だったフェルスタッペンはタイムを更新することができず、Q2で敗退した。ホンダのパワーユニット搭載車のなかでQ3に進んだのはガスリーのみだった。
■ホンダF1テクニカルディレクター 田辺豊治
今日は不運もあり、ホンダ勢のうち3台がQ2敗退となってしまいましたが、アストンマーティン・レッドブル・レーシングのガスリー選手が孤軍奮闘し、後ろのマシン(注:メルセデスのバルテリ・ボッタス)を0.02秒差で制して5番グリッドを獲得してくれました。前の4番手のマシン(注:ルノーのダニエル・リカルド)とも0.008秒差の非常に僅差の争いをしていました。
アストンマーティン・レッドブル・レーシングのフェルスタッペン選手、レッドブル・トロロッソ・ホンダのクビアト選手、アルボン選手は、Q2最後のアタックラップを残すところで赤旗になってしまいましたが、それぞれQ3に進むポテンシャルはあったと思います。FP3での感触は両チームとも悪くなかったと思いますし、そのセットアップを生かし、明日のレースではいい結果に結び付けたいと思います。