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【ブログ】突貫工事でピットビルが現代仕様に大変身/F1第7戦カナダGP現地情報

2019年06月08日 17:21  AUTOSPORT web

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F1第7戦カナダGP現地情報ブログ
F1第7戦カナダGP、今回も現地の様子をムッシュ柴田氏がお届けします。現地は良い天気ですね~。
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梅雨入り寸前の蒸し暑い日本からやって来ると、からっと晴れ渡った今の時期のモントリオールは最高です(真冬は零下30℃の世界ですけどね)。


着いた翌朝には時差ボケ解消も兼ねて、いつものモン・ロワイヤル(王の山)の展望台まで走って来ました。いや~爽快!

で、しっかり朝ご飯をいただいてから、サーキットまで運んでくれるシャトル乗り場へと街の中心部を歩いていると、



何とまあアントニオ・ジョビナッツィをモデルにした広告が出てるじゃないですか。でも実際には……、



メインはキミ・ライコネン様だったのですね。いつも色の濃いサングラスばかりしているライコネンですけど、たまには透明バージョンを付けてほしいな~。

さてジル・ビルヌーブサーキットは今年、ピットビルディングを完全に作り替えました。


かなりの突貫工事で、奇跡的にカナダGPに間に合ったそうな。確かにまだあちこち、やり残した部分があったりしますが、でもすごく快適です。下の写真は、2年前のもの。


この右側の2階建てのプレハブチックな建物から、



こんなビルに大変身。



2階から上は、大部分がパドッククラブです。木曜日のフェラーリ定例会見はまだ内装工事が完全に終わってない同チームのパドッククラブで行われ、


テラスではベッテルが、自分の番が来るのをヒマそうに待ってました。


そのあとレッドブルに回って、すでにASwebでインタビューを紹介したガスリーの囲み取材をしたんですが、


例のシート喪失騒ぎ、怒ってましたね~。



それに比べると、もうひとりの当事者であるニコ・ヒュルケンベルグは、むしろ面白がってる感じでした。「イタリア辺りから出て来たデマだったみたいね」と彼は言ってましたが、その後ガスリーが、ある有名なイタリア人ジャーナリストを名指しで非難したそうな。彼のことはよく知ってるだけに、ちょっとにわかには信じられません(本人には、まだ直接確認はできてないです……)。


一方、ダニエル・リカルドは相変わらずのマイペース。そしてこちらが求めると、何でもやってくれる旺盛なサービス精神が素晴らしい。


初日午後のフリー走行が始まる前には、ガレージでトレーナーとキャッチボールしてました。反射神経を研ぎ澄ますためだそうですが……。