2019年F1カナダGPの金曜、フェラーリのセバスチャン・ベッテルはフリー走行1=5番手/2=2番手だった。
ベッテルはFP1で28周を走り1分13秒905、FP2では38周を走行して1分12秒251の自己ベストタイムを出した。
なお、フェラーリは、ベッテルのパワーユニットのターボチャージャーとMGU-Hを2019年シーズン2基目に交換している。
■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル フリー走行1=5番手/2=2番手
興味深いセッションだった。序盤は路面が滑りやすかったけれど、週末が進むにつれて少しずつ改善されていくことは分かっている。
今回もタイヤには苦労し、ロングランでパフォーマンスをなかなか発揮できなかった。FP3ではタイヤの問題に取り組んでいく必要がある。良いグリッドポジションを確保することが重要だからね。
現時点で僕らは最速とは言えない。特に1ラップのペースに関しては、ライバルたちの方がわずかながら優れているようだ。低速コーナーではグリップが足りず、自分がマシンに求めている感触をまだ得られていない。今のところ正しいバランスを見いだせずにいるので、それをしっかりとつかむためにセッティング変更を試していくつもりだ。