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今季2度目のポールを喜ぶ佐藤琢磨「チームが素晴らしいスピードを与えてくれた」

2019年06月08日 11:01  AUTOSPORT web

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テキサス・モータースピードウェイを走行する佐藤琢磨
インディカー・シリーズ第9戦テキサスの予選で、佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)がポールポジションを獲得。第3戦バーバー・モータースポーツパーク以来のシーズン2勝目を目指し、8日のナイトレースに挑む。

 前日のプラクティス走行は短い走行時間だったが2番手で終えた佐藤琢磨。

 7日の日中に行われたプラクティスでも好調を維持し2番手のスピードを記録し、夕方からの予選に挑んだ。

 18番目のアタックとなった琢磨は、2周とも220mph台で走行し、平均220.250mphでトップスピードを記録。残り4人も琢磨のタイムには及ばず、第3戦以来となる通算9度目のポールポジションを獲得した。

「素晴らしい機会をくれたチームやスポンサーにありがとうと言いたいですね。このテキサスで、ポールにいることは夢にようです。高いバンクにとても速いパッシング、NTTインディカー・シリーズにとっても最も特徴的なトラックのひとつです。そして、最後の1周までわからない」

「2年前もグラハム・レイホールが1コーナーかどこかで(ジェームズ)ヒンチクリフを交わして勝利していますよね。フロントローはより安全ですよ。レースをコントロールすることができますし、それはもっとも大きな部分です」

「明日の夜は異なるシナリオになるといいですね。ポールになるのは素晴らしいけど、このトラックは後列でも何かをすることができる」

「チームは素晴らしいスピードを与えてくれた。コーナーを曲がっていくときは驚異的な感覚です。実際に低い位置をキープして走行していました。クルマはとてもうまくいっていますね。エンジニアの大きな功績です。特にエディ・ジョーンズのね。とても幸せですね」と琢磨はコメントしてる。

 2番手は前戦のウイナー、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)。決勝への自信を語る。

「今日はチーム全体、そしてクルーたちが素晴らしい努力をしてくれた。コンディションはレースとは少し異なるけれど、いいクルマを持っているので楽観的に考えているし、明日戦う準備はできているよ」とディクソン。

 好調の佐藤琢磨。このまま第3戦と同じようにポール・トゥ・ウインを果たすことができるだろうか?