2019年F1カナダGPの金曜、レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーはフリー走行1=13番手/2=12番手だった。
ガスリーはFP1では27周のなかで1分14秒570をマーク、FP2では38周を走りこみ、1分13秒345を記録した。
FP2では、チームメイトのマックス・フェルスタッペンが、予選シミュレーション中、ガスリーに追いついたことで、最終コーナーでマシンの挙動が乱れてウォールにヒットするというインシデントがあった。
なお、金曜朝のFIAの発表により、ガスリー車のパワーユニットのエナジーストアとコントロールエレクトロニクスが2019年シーズン2基目に交換されたことが明らかになっている。
■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
ピエール・ガスリー フリー走行1=13番手/2=12番手
FP1とFP2でたくさんのものをテストした。でも今の時点ではペースが足りないと感じている。今夜すべてのデータを分析し、明日に向けて解決法を見つけ出す必要がある。
タイヤのデグラデーションが高かった。でも他のチームもタイヤに苦しんでいたから、皆が同じ状況であり、それがレースを面白くするかもしれないね。
マックスとのインシデントについては、何が起きたのか僕は見ていないんだ。あの時、僕はアタックに向けた準備ラップを走っているところだったが、チームから彼が近づいてくると言われたので、プッシュして彼との距離を広げようとした。
予選でどういう結果が可能かはまだ予想できない。あと1回プラクティスがあるから、今夜作業に取り組む必要がある。メルセデスやフェラーリと競えるかどうかは分からないけれど、全力を尽くすつもりだよ。
(Formula1.comのインタビューでフェルスタッペンとのインシデントについて語り)あの時、ロマン(・グロージャン)の後ろでアタックラップへの準備をしていたんだけど、かなり遅い段階になってからチームが連絡してきた。チームに言われてからプッシュし始めて、その後、(マックスが)5秒ぐらい後ろにいるのが分かった。ウォールにヒットしたと聞いたが、見ていないので詳しいことは分からない。あとで彼と話をしてみるよ。