トップへ

ホンダ田辺TD「順位を見ればやるべきことが多いのは明らか」。新エレメントの投入も明らかに:F1カナダGP金曜

2019年06月08日 07:31  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

2019年F1第7戦カナダGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2019年F1カナダGPの金曜、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンはフリー走行1=4番手/2=13番手、ピエール・ガスリーはフリー走行1=13番手/2=12番手だった。トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトはフリー走行1=18番手/2=15番手、アレクサンダー・アルボンはフリー走行1=16番手/2=14番手という結果だった。

 フェルスタッペンは、FP2でソフトタイヤを装着して走行している際にガスリーに追いつき、それによってダウンフォースを失い、“ウォール・オブ・チャンピオンズ”にタイヤをヒットさせた。その影響でその後の走行時間をロスし、FP2では22周の走行にとどまった。

 ホンダは「両セッションのタイムシートを見ると、予選以降に向けてやるべきことが多いと思うが、改善するために何をすべきかは分かっている」というコメントを出している。

 なお、金曜朝のFIAの発表により、レッドブルのフェルスタッペンとガスリー、トロロッソのクビアトは、2019年シーズン2基目のエナジーストアとコントロールエレクトロニクスに交換したことが明らかになっている。

■ホンダF1テクニカルディレクター 田辺豊治
 今日はPUとしては4台ともに問題のない一日になりました。ただ、結果から見ると、明日の予選、日曜のレースに向けてさらに改善するために、やらなければいけないことがたくさんあると感じています。ここからデータをきっちり見直し、さらに戦闘力を上げていければと思います。

 また、このサーキットを最初に訪れてから30年近くがたちますが、今回のガレージ棟の改修により非常に働きやすい環境になりました。素晴らしい仕事をしてくれた主催者の皆さんには感謝をしています。