アルピーヌ・ジャポンは6月6日、2018年から日本でも導入された新型アルピーヌA110に『A110ノワール』『A110ブルーアビス』という、ふたつの限定モデルを設定し同日より購入予約受付を開始すると発表した。
アルピーヌは1959年に設立され、A110などの名車を数多く送り出してきたことはもちろん、ラリー、さらに1978年にはジャン-ピエール・ジョッソー/ディディエ・ピローニ組ルノー・アルピーヌA442Bがル・マン24時間で優勝を飾るなど、モータースポーツ界でも多くの伝説を誇る。
これまで、1990年代に一時その名を冠したクルマの生産が途絶えていたアルピーヌだが、2000年代後半から、長年深い関係にあるルノーとのコラボレーションでその名が復活。2018年からは日本国内でも同ブランドの新型スポーツカー、A110が発売されている。
今回登場したモデルは、その新型アルピーヌA110にスポーティとフレンチエレガスという、ふたつのキャラクターを付与した限定車だ。
スポーティーな性格が与えられたA110ノワールでは、ボディカラーと内装を精悍なイメージを与えるブラックで統一。シートにはブラックレザー仕様のサベルト製スポーツシートが専用装備として採用された。
一方、A110ブルーアビスは深い海をイメージさせるブルーを外装色に設定。“SERAC”18インチアロイホイールを専用装備とし、A110が放つスポーティさのなかに、気品あるフレンチエレガンスを感じさせる個性的なモデルを完成させている。
両モデルともハンドル位置は右のみ。価格は829万円(税込)だ。なお、販売台数は各30台となっており、応募者多数の場合は抽選となる。
予約受付期間はアルピーヌA110ノワールが6月6~16日まで。A110ブルーアビスは2019年8月下旬を予定しているという。申込みは両モデル共通で、アルピーヌ・ジャポン公式ウェブサイト内の専用申込みページ(https://www.alpinecars.com/ja/news/announcement-a110-two-limited-models/)でのみ受け付けている。