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渡辺麻友が初登場! 『なつぞら』天陽も“開拓者魂”を胸に自分の道を突き進む

2019年06月07日 12:21  リアルサウンド

リアルサウンド

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 仲(井浦新)の計らいで、12月の能力審査を受けることになったなつ(広瀬すず)。NHK朝の連続テレビ小説『なつぞら』第59回では、夢に向かって邁進するなつの姿が描かれた。


参考:『なつぞら』第60話では、天陽(吉沢亮)が森深くの小屋へ向かうと……


 今週から東洋動画に入社し、ついにアニメーションの世界へと足を踏み入れたなつ。映る風景も新宿編とガラリと雰囲気が変わり、色彩豊かななつの服装と相まって、広瀬すず自身の表情も様々な色を見せるようになった。机に向かい、キャラクターたちの表情を真似て絵に落とし込んでいくスタイルも、なんとも画面が華やかで自然と笑みがこぼれてしまう。


 冒頭では、雪次郎(山田裕貴)が登場。新たなチャンスを掴み取ったなつに対し、喜びをあらわにするも、「チャンスか……」と一人息子ゆえの決まったレールを嘆くような素ぶりを見せる。「おいしいお菓子で夕見子ちゃんを笑顔にしたい」と宣言し北海道から東京にやってきた雪次郎だが、彼は高校では演劇に身を捧げていたのだ。


 試験に向けて毎日絵の勉強を続けるなつのもとへ麻子(貫地谷しほり)がやってくる。和解したような雰囲気が流れるが、動画試験に挑むなつに対して「あの絵で? あなたには無理よ」とバッサリ切り捨てる。麻子に認められるようなアニメーターになっているなつの姿が今から楽しみだ。


 一方、天陽(吉沢亮)が帯広の絵の展覧会で受賞したことが陽平(犬飼貴丈)より告げられる。受賞のスピーチでは「僕の絵だけは変わらないつもりです。これからも社会の価値観とは全く関係のないただの絵を書いていきたいと思います」と宣言。天陽自身も開拓者の心を胸に自身の道をひた進んでいるのだ。


 だが、両親からは「あんたが1人で待つことないからね」「お前も早くお前の家族を作れ」と釘を刺される。「何もない広いキャンバスの中で繋がっていられる」と誓いなつを送り出した天陽だが、なつとは、もう違う道に立っていることを再認識させるワンシーンだった。天陽の幸せを願ってならない。


 そしてなつは、動画の能力審査へ。一心不乱にトレス台に向かう隣には今日から登場した三村茜(渡辺麻友)の姿が。彼女はなつにどんな刺激を与えてくれるのだろうか。(リアルサウンド編集部)