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『ゴッドタン』手掛ける佐久間宣行氏、YouTuberワタナベマホトを絶賛「編集点も自分で作るから……」

2019年06月07日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

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 『ゴッドタン』などを手掛けるテレビ東京のプロデューサー・佐久間宣行がパーソナリティをつとめるラジオ『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』にて、YouTuber・ワタナベマホトに言及する一幕があった。


(参考:ワタナベマホトが“親方”と慕われる理由は? 再注目の「仲間家」チャンネル、その魅力に迫る


 この日は、当日に南海キャンディーズ・山里亮太と蒼井優が結婚を発表し、記者会見を行なったことを受け、リスナーから「おい、嘘だろ!?」というテーマで「嘘だと思う話、嘘だと思いたい話」のメールを募集していた。


 番組中盤、リスナーから「気づいたら弟がYouTuberになっていて、嘘だろ!? と思いました。でも登録者を見ると100人くらいだったので、みなさん登録してあげてください」というメールが寄せられると、佐久間は「いわゆる地獄YouTuberと言われる人たちね」と、おそらく『水曜日のダウンタウン』の「下層YouTuber地獄説」から引いたと思われる言葉で形容。そのうえで、作家から「YouTuberと喋ったことある?」と聞かれたとおぼしき佐久間は「YouTuberと喋ったこと? あるよ。ワタナベマホトくん。メチャクチャちゃんとしてたうえに、編集も全部ちゃんとしてた」と、ワタナベマホトの名前を挙げる。


 その際にも話していたが、佐久間はかつて朝日新聞デジタルの企画で、彼の制作現場を訪問し、対談した経験もあったからだ。佐久間はマホトについて、「なにがすごいかというと、ラジオの一人喋りと一緒で、一人で喋って一人でリアクションするのよ。編集点も自分で作るから、慣れてるマホトくんになると、ワハハと笑ったあともすぐに切り替えて話し始めて、それを3時間とかで編集してアップしちゃうんだから」と、テレビマンとしての観点からスターYouTuberのすごさを力説した。


 続けて「それを10年間毎日やってるらしいよ。テレビだったら、3分半の動画なんて、下手なディレクターだったらまる1日オフライン(編集)やっても終わらないから、すごいと思ったよね」と、ディレクターの仕事と比較して、その辣腕ぶりについてコメント。前週は『アメトーーク!』『ロンドンハーツ』のプロデューサーであるテレビ朝日の加地倫三氏を迎え、業界内聴取率も現ラインナップでもっとも高いのではないかというくらいの人気を誇る同ラジオ。そんな番組で今日のお笑いを担うプロデューサー・佐久間からの賛辞を受けたマホトの、この後の展開にも注目したい。


(向原康太)