6月6日、鈴鹿サーキットを運営するモビリティランドは、8月23~25日に開催される第48回サマーエンデュランス『BHオークション SMBC 鈴鹿10時間耐久レース』に向け、8月22日に鈴鹿市道加佐登鼓ヶ浦線とイオンモール鈴鹿を使った『~交通安全を世界へ~鈴鹿モータースポーツフェスティバル』を開催すると発表した。
この鈴鹿モータースポーツフェスティバルは、2018年からそれまでの鈴鹿1000kmに代わって、GT3カーの世界一決定戦として生まれ変わった鈴鹿10時間のイベントの一環として行われる予定だったもの。
同様にGT3カーで争われるスパ24時間やニュルブルクリンク24時間では、サーキット周辺の公道をレーシングカーがそのままパレードするなど、地域ぐるみの“お祭り”として開催されているが、同様にモータースポーツが地域に根ざしている鈴鹿でも、市内を使った新たなイベントとして開催される予定だった。
モビリティランドと鈴鹿市が協力して官民一体となって開催される予定だった2018年のイベントでは、GT3カーたちが日本の公道を走る画期的なシーンが見られるはずだったが、折り悪く台風20号の接近により、イベント開催直前にして大雨警報が発令されてしまい、残念ながら中止となってしまっていた。
2019年に向けては、8月22日の11時30分から12時までの予定で、鈴鹿サーキットのモータースポーツゲートからイオンモール鈴鹿まで続く鈴鹿市道加佐登鼓ヶ浦線(通称サーキット道路)を『~交通安全を世界へ~SUZUKA 10Hレーシングカーパレード』と題して鈴鹿10時間出場車両がパレードを行う予定だ。サーキットを出たマシンは、サーキット道路を通りイオンモール鈴鹿に到着した後、第2駐車場イベント内特設イベント会場を1周。ふたたびサーキットに戻る。
また、鈴鹿モータースポーツフェスティバルでは22日の10時30分から16時までイオンモール鈴鹿第2駐車場で出場マシンの展示やドライバーによるトークショーやサイン会を実施予定。鈴鹿市に拠点をもつ二輪、四輪チームのマシンを集めた展示など、地域に根ざしたイベントが行われる予定だ。今季鈴鹿10時間参戦予定の元F1チャンピオン、ミカ・ハッキネンも参加予定だというから見逃せない。
昨年は無情の警報発令で、イベント開催に向けて尽力してきたモビリティランドや鈴鹿市のスタッフ、何よりパレードを心待ちにしていたファンが悔しげな表情を浮かべていた『鈴鹿モータースポーツフェスティバル』。今季は快晴の下で盛り上がりをみせることを願わずにはいられない。
~交通安全を世界へ~鈴鹿モータースポーツフェスティバル
日時:2019年8月22日(木)10:30~16:00 ※予定
場所:イオンモール鈴鹿(鈴鹿市庄野羽山4丁目1-2)
鈴鹿市道加佐登鼓ヶ浦線(通称サーキット道路)
主催:鈴鹿市
協力:イオンモール鈴鹿、鈴鹿サーキット
~交通安全を世界へ~SUZUKA 10Hレーシングカーパレード
日時:2019年8月22日(木)11:30~12:00 ※予定
場所:鈴鹿市道加佐登鼓ヶ浦線(通称サーキット道路)
区間:鈴鹿サーキットモータースポーツゲートからイオンモール鈴鹿の往復
距離:約6.6km
鈴鹿モータースポーツフェスティバル
日時:2019年8月22日(木) 10:30~16:00 ※予定
場所:イオンモール鈴鹿第2駐車場
料金:無料