レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは、2019年からの新パートナー、ホンダとの関係は非常に良好であり、それはパッケージのパフォーマンスを向上させる上で非常に重要な要素であると語った。
フェルスタッペンはここまでの6戦で3位表彰台を2回、4位を4回獲得、ドライバーズランキング4位につけている。自身の公式サイトでのインタビューにおいて、2019年シーズンここまでの感想を聞かれ、フェルスタッペンは、現状のなかで最大の結果を出してきたという意味で満足していると語った。
「とても順調だと思う。最大限の結果を出しているから、不満は言えないよ」とフェルスタッペンは言う。
「もちろん、常に目標は優勝だけど、まだ優勝できる状況ではない。それでも近いうちにそういうポジションに立てるように努力している。今、チームはランキング3位だ。ポテンシャルを最大限引き出していると思う。それはとてもいいことだ。すべてを適切に進めていくことは簡単ではないけれど、僕らはとてもうまくやっている」
「レースウイークエンドのたびに強くなっている。マシンの速さを向上させるために新しいパーツを導入し続けているんだ。ただ、他のチームも努力しているから、彼らよりも少しでもいい仕事をし続けることが大事だね」
レッドブルが成功を収めるためには、パワーユニット(PU/エンジン)を供給するホンダとの関係が非常に重要であると、フェルスタッペンは述べている。
「ホンダとの関係はとてもうまくいっている。コミュニケーションがよくとれていると思う。両サイドがパフォーマンスを向上させる上で、これはとても重要なことだ」
「すべての状況に満足している。ともにもっと大きな成功を収めることを目指して努力しているんだ」
シーズンの残りのレースについての予想を聞かれたフェルスタッペンは、具体的な目標を定めずに努力していくだけだと語った。
「予想するのは難しい。改善すべきなのは確かだが、コースごとに状況は変わる。自然に高い競争力を発揮できるコースもあれば、そうでないコースもある」
「僕の経験から言うと、多くの目標を設定することなく、状況を見ていくというアプローチが一番うまくいく。毎週末が優勝の機会であるという意識を持ちながら、ひたすら努力を重ねていき、その結果、シーズンの終わりにどうなっているかを見てみよう」