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ロコンドが実店舗とECの商品在庫を共有する新サービス「ミーツ ロコンド」を発表、百貨店や小売店の機会ロス削減へ

2019年06月05日 17:32  Fashionsnap.com

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ロコンド 取締役兼営業本部ディレクター 藤樹賢司氏 Image by: FASHIONSNAP.COM
靴とファッションの通販サイト「LOCONDO.jp」を運営するロコンドが、ECと実店舗を繋ぐフランチャイズサービス「ミーツ ロコンド(meets LOCONDO.jp)」を発表した。百貨店や靴の小売店をターゲットに契約店舗を増やしていく。

 ミーツ ロコンドは、ロコンドが持つ様々なブランドの200万を超える商品在庫を、フランチャイズ契約を結んだ店舗と共有するサービス。契約先の店舗は商品種類の拡充とともに、店頭で商品が欠品していた場合でもロコンドに在庫があれば商品を販売できるため、機会ロスを防ぐことができる。各店舗は、月額の固定費と導入プランにあわせた販売手数料をロコンドに支払うシステムとなっている。
 各種プランは、店舗内でロコンドが取り扱う商品を販売する「ロコンドコーナー」を儲けるプラン、店頭で欠品している商品をロコンドの倉庫から直接店頭および顧客の自宅に配送する「ロコチョク(LOCOCHOC)」を利用するプラン、ロコンドが取り扱う全商品の受け取り先として契約店舗を選択可能にするプランの3種類を用意。3月からキラリナ京王吉祥寺の「バニティビューティー(VANITY BEAUTY)」内で試験的に運用しているロコンドコーナーは、利用者数および売上ともに好調だという。今後は自社ECと各契約店舗限定で展開するブランドの発表も予定しており、契約店舗を増加するためにサービスの認知度拡大を図る。
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