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西内まりやとのコラボアイテムも、伊勢丹新宿店が浴衣のラインナップ拡充

2019年06月05日 13:32  Fashionsnap.com

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内覧会に登壇した西内まりや Image by: FASHIONSNAP.COM
伊勢丹新宿店は6月5日、「Makeover イセタンユカタセレクション2019」と題し、浴衣の拡大展開を同店本館7階=呉服でスタートした。期間は8月20日まで。
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 同売場では今夏、「Makeover(=変身)」をテーマに掲げ、浴衣を着ることで体験できる非日常を提案。20代後半~30代の男女をメインターゲットに、トレンドである古典柄やコントラストの効いた鮮やかなカラーパレットを取り入れた浴衣を豊富に取り揃えている。また、イセタンユカタセレクションのスペシャルムービーに出演するモデルでアーティストの西内まりやとコラボレーションしたゆかた5柄・帯1柄の計6種を同日から伊勢丹新宿店と伊勢丹オンライン限定で販売。コラボ浴衣には大きな百合の花やクロコダイル柄、英語のメッセージなどがモチーフに使用されている。このほか、特設ページでは浴衣を着た若者が水族館や女子会、遊園地などで楽しむ様子を描いたショートムービーを公開。花火大会や夏祭りだけではない、浴衣の様々な着用シーンを提案している。
 担当バイヤーによると、近年の浴衣市場はレンタル派と購入派で「二極化が進んでいる」が、同店では既存の百貨店顧客を含む若い世代が質の高い浴衣を求めて売り場を訪れているという。今夏は20代~30代への訴求を強化し、売上は前年比101%を見込む。
 同日に伊勢丹新宿店で開催されたメディア向けの内覧会では、コラボ浴衣を着用した西内が登壇。浴衣のデザインを手掛けるのは今回が初めてだという西内は、コラボについて「浴衣は特別な日に着るイメージがあったが、アクセサリーと組み合わせるなど色々なアレンジをしながら普段使いしても良いと思う。ファッションの一つとして楽しんでもらえたら」と呼びかけた。
[[https://youtube.owacon.moe/watch?v=2SMzEtILNbM]]

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