ウイリアムズのリザーブドライバーを務めるニコラス・ラティフィは、今週末の第7戦カナダGPのフリー走行1回目を今シーズン初めて担当することになった。
ラティフィはバーレーンとスペインで行われたインシーズンテストにもウイリアムズから参加しているが、フリー走行に出走するのはこれが初めてとなる。
2019年シーズンはFIA-F2に参戦し、現在ドライバーズランキングで首位に立つラティフィは、「フリー走行1回目に初めて参加することにとても興奮している」と語った。
「僕の母国グランプリでもあるから、そのぶん楽しみであることは間違いないが、それでも目的は変わらない」
「チームのために良い仕事をし、フリー走行2回目に向けてチームが必要とするフィードバックをしたい」
「インシーズンテストに3日間参加して、今年はファクトリーでの作業にも関わったので、準備は万端だと感じている。コースを走るのが待ちきれないよ!」
ウイリアムズのシニアレースエンジニアを務めるデイブ・ロブソンは、ロバート・クビサのマシンを走行させるラティフィの仕事について次のように説明した。
「バーレーンとバルセロナでのテストがうまくいったことを受けて、我々はリザーブドライバーのニコラス・ラティフィに、フリー走行1回目でロバートのマシンを託す予定だ」
「今回はニコラスの母国レースでもあり、金曜日に地元ファンからの力強いサポートを得られると期待している」
「ニコラスはレースの準備に全体的に関与することになる。ジョージ(ラッセル)とともにフリー走行1回目において新たなコンポーネントの重要なテストに従事する」
「その後のフリー走行2回目ではロバートがコースに戻り、彼が2008年にF1初優勝を飾ったこのコースの感触に再度慣れてもらう」