クリス・ヘムズワース、年内の俳優活動休止を発表　「子供達と過ごしたい」

『マイティ・ソー』『アベンジャーズ』シリーズで人気を不動にしたクリス・ヘムズワース（35）が、このほど年内の俳優活動を休止すると発表した。故郷オーストラリアで愛する家族との時間を大切にしたい―というのが理由のようだ。

『マイティ・ソー（原題：Thor）』や『アベンジャーズ（原題：The Avengers）』などのシリーズで知られる人気俳優クリス・ヘムズワース。190cmの大きな身体でヒーロー役を演じ、2014年には米誌『People』で「最もセクシーな男性」に選ばれるなど、その鍛え上げたボディと整ったルックスで世の女性を虜にしてきた。

今年だけでも『アベンジャーズ/エンドゲーム』『メン・イン・ブラック：インターナショナル』など話題作に立て続けに出演し売れっ子俳優のクリスだが、このほど豪紙『Daily Telegraph』に対し「今年はもう映画撮影の予定はない」と年内の俳優活動を休止することを打ち明けた。

まずは休止するに至った理由について、クリスはこのように述べた。

「自宅で子供達と過ごしたいんだ。彼らは大事な年齢に差しかかっているからね。まだ幼いけれど、僕が家を留守にすることに対して、以前よりも敏感になってきているし」

クリスは2010年にスペイン出身のモデル兼女優エルサ・パタキー（42）と結婚し、2012年にインディアちゃん（7）が、2014年には双子の男の子サーシャくん＆トリスタンくん（5）が誕生した。オーストラリア出身のクリスはアウトドアが大好きで、普段から山や海へと家族旅行に出かけては3児のパパとして素敵なファミリーショットを披露してきた。

そんな家族思いのクリスが近年、出演作品を選ぶにあたり真っ先に考慮することの1つは撮影ロケ地だそうで、

「子供達は全員学校に通っていて、オーストラリアが生活基盤なんだ。だから家を空けることが以前ほど容易ではなくなってきている」

とも明かしている。

年内は主に映画のプレスツアーとエンドースメント契約を結んでいる仕事など2～3を残すのみで、あとは自宅で過ごす予定だという。役を勝ち取るためなら仕事を選ばず、とにかくがむしゃらに働いていた昔の自身を思い出しながら、

「この恵まれた環境に感謝しつつ、やっと自宅で一休みができる。これって、10年前の自分が思い描いていた“夢のシナリオ”にかなり近い状況だよ」

と語ったクリス・ヘムズワース。たっぷり充電し英気を養った彼が、再びハリウッドに戻ってきてくれる日をファンは今から心待ちにしていることだろう。
（TechinsightJapan編集部　c.emma）