2019年の8月23日~25日に開催される鈴鹿10時間耐久レースに参戦することを発表している元F1ドライバーのミカ・ハッキネン。
そのハッキネンが鈴鹿10時間耐久レースで走らせるマシンとなるマクラーレン720S GT3とヘルメットのデザインがF1第6戦モナコGPで初披露した。
マクラーレン720S GT3は、第1世代の『MP4-12C GT3』、第2世代の『650S GT3』に続くマクラーレンの第3世代GT3カーで、マクラーレン・オートモーティブのモータースポーツ部門が、設計・開発から製造までをすべて自社で手がけた最初のモデルでもある。
昨年末にバーレーン・インターナショナル・サーキットで開催されたバーレーンGTフェスティバルで初公開され、2019年シーズンから本格的な実戦デビューを果たし、世界各地のGTシリーズに参戦している。
このマクラーレン720S GT3の開発に加わったひとりが、現在マクラーレンのパートナー・アンバサダーを務めているハッキネンだ。
『マクラーレン・セナ』や『マクラーレンP1』も所有するハッキネンだが、今回は自分が開発を手伝ったクルマということで、発表会でも思い入れがひとしおの様子だった。
カラーリングはマクラーレンの伝統カラーであるパパイヤイエローで、フロントからテールのでのセンター部分が、ハッキネンの母国であり、ヘルメットのデザインともなっているブルー、スカイブルー、ホワイトの3色のストライプとなっている。また、ドアウインドウ上部には『Hakkinen』の名前が記されている。
8月23日から開催される鈴鹿10時間耐久レースで、このマクラーレン720S GT3に乗るハッキネンがどんな走りを披露するのか、楽しみにしたい。