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キックスクーターシェアのBirdが今夏、電動バイクを試験展開へ

2019年06月05日 11:01  Techable

Techable

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米国で人気のマイクロモビリティといえば電動キックスクーター。多くのスタートアップがサービスを展開しているが、その中でもメジャーな1社Birdが間もなく新たな交通手段を加える。電動モーターバイクだ。

キックスクーターよりもパワフルで、2人乗りができるタイプを投入する。キックスクーターで移動するにはちょっと距離があるとき、坂道が多いルートをとるときなどに活躍しそうだ。
・52Vバッテリー
このバイクシェアの名称はBird Cruiser。カスタムメイドのバイクは52Vのバッテリーを搭載し、同社によるとバッテリーはほぼ1日持つとのこと。

詳しいスペックは明らかにされていないが、タイヤは20インチ。極めてシンプルなデザインでシートには2人まで腰掛けられる。
・バスやタクシーの代わりに?
Birdはすでにキックスクーターの位置を確かめたり解錠したりできるアプリを展開しているが、電動バイクもこのアプリに新選択肢として加わるようだ。

街中での短距離移動に普段キックスクーターを利用しながら、やや離れたところに用事があるときはバイクで移動する、といった使い分けができる。バスやタクシーの代わりとしても有効だろう。

料金体系などはまだ発表されていないものの、レンタカーなどよりはリーズナブルになることが見込まれる。車を所有しない人にとっては特に使い勝手が良さそうだ。

このサービスは今夏にいくつかのマーケットでテスト展開される計画だ。

Bird Cruiser