MotoMap S.W.A.T.(モトマップ・スワット)は6月3日、FIM世界耐久選手権(EWC)の最終戦、鈴鹿8時間耐久ロードレース第42回大会の参戦体制を発表した。
青木宣篤とジョシュ・ウォータースが立ち上げた、プロジェクトチームであるMotoMap S.W.A.T.(SUZUKI WATERS AOKI TEAM AUSTRALIA)。2019年はチーム名を改め鈴鹿8耐に参戦する。
2018年の鈴鹿8耐は、MotoMapSUPPLYとして参戦し、今野由寛、青木宣篤、ジョシュ・ウォータースの布陣で総合23位、SST(スーパーストック)クラス4位を獲得する活躍を見せた。
今年の鈴鹿8耐でもスズキGSX-R1000を使用しSSTクラスに参戦。同時に、モータースポーツ認知度の向上を目的とした活動も行うという。
参戦ライダーは、青木とウォータースが昨年と同様で、新たにダン・リンフットを招集して戦う。
青木は、鈴鹿8耐に長年参戦しており、スズキMotoGPマシンのテストライダーを務め、ウォータースは、オーストラリアスーパーバイク選手権のチャンピオン経験者の実力者だ。
新たに加わるリンフットは、ブリティッシュスーパーバイク選手権(BSB)に参戦しており、過去に2度鈴鹿8耐への参戦経験を持つライダーだ。
青木は「外見の変更はありませんが体制、パッケージが一新されています。パートナーのジョシュのスピードと絶対安定性を更に引き出せると確信しています。今年から加わってくれたダンの実力は、BSBでの積み上げた実績を見れば疑う余地はありません。昨年は天候に左右されたのでしっかりと対策を施し、SSTでも総合TOP10に食い込める様に準備を進めて行きます」とコメントしている。
また、総監督には、ボートレースのトップ選手で青木と親しい毒島誠が務め、クラス優勝を目指し戦う。
2019年の鈴鹿8耐は7月25日~28日に鈴鹿サーキットで開催される。