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ホテル併設の新商業施設「ヨドバシ梅田タワー」が今秋開業、ヨドバシカメラを核に200店舗を集積

2019年06月03日 13:42  Fashionsnap.com

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完成イメージパース(計画地北側から) Image by: ヨドバシホールディングス
ヨドバシホールディングスが大阪駅北口に建設している複合商業施設の名称が「ヨドバシ梅田タワー」に決定した。既存のヨドバシカメラマルチメディア梅田に、約200店舗を集積する商業施設と、大阪市内で最大級となる約1,000室の客室を用意するホテルを併設し、大阪駅前の新ランドマークを目指す。開業時期は2019年秋を予定。

 新棟と既存棟を合わせた商業施設の売場面積は9万1,954平方メートルで、地下2階から地上8階の10フロアで構成。ヨドバシカメラマルチメディア梅田を核に、ファッションやスポーツ・アウトドア、インテリアなどのショッピングエリア、ファミリー向けの大型キッズエリア、コワーキングスペース、飲食店街とスーパーマーケットが一体となった大型の食のエンターテインメントエリアなど様々なジャンルを揃える。新棟の各フロアはヨドバシカメラマルチメディア梅田に接続し、ショッピングから飲食、宿泊までのライフスタイルをワンストップで実現する施設を目指すという。
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 宿泊施設は、阪急阪神ホテルズが新たに立ち上げた宿泊主体型ホテルブランドの日本1号店となる「ホテル阪急レスパイア大阪(Hotel Hankyu RESPIRE OSAKA)」で、開業日は11月27日に決定。新棟の地上9階から34階に展開する。開業に先立ち、宿泊と宴会場の予約を6月3日の今日から受け付けている。
 施設の外観は壁面や屋上の一部を緑化するほか、グランドレベルに開放感あるガラスカーテンウォールを採用し、クラシカルでありながら先進性も感じられる建物デザインに仕上げる。中層部の外壁は既存建物との統一感を重視。インド産の天然石を使用し、アクセントにリブを用いた重厚感ある石張りを取り入れる。
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■ヨドバシ梅田タワー敷地面積:約1万7,200平方メートル
<新棟>延床面積:約11万100平方メートル階数:地下4階、地上35階   商業部分(地下1階~地上8階)約5万3,200平方メートル   ホテル部分(地上9階~34階)約4万1,500平方メートル竣工:2019年秋頃
<既存棟>延床面積:約10万8,800平方メートル階数:地下2階、地上13階(9階~13階は立体駐車場)竣工:2001年11月