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ヒカキン&東海オンエア・てつや、時代を超える“トリップ”!? 平成と令和を横断し、10億円豪邸の目標も語る

2019年06月02日 18:01  リアルサウンド

リアルサウンド

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 人気YouTuberのヒカキンが6月1日、『東海オンエアてつや&ヒカキンでスゴイものを吸います…』という、刺激的なタイトルの動画を公開。愛知県岡崎市を拠点に活動し、450万人を超えるチャンネル登録者を抱える6人組グループ、東海オンエアのリーダー・てつやと、時代を超える“トリップ”をすることになった。


(参考:ヒカキン、ファンからの迷惑行為を激白 なかでも「1番ヘビー級だった」と明かしたエピソードとは


 現在は同じくUUUMに所属し、コラボも重ねているふたりだが、意外にもヒカキンの家にてつやが来るのは初めてだという。個人チャンネル「動画アップロードチャンネル」の主として紹介するなど、てつやを軽くいじりながら、愛猫・まるお&もふこを紹介するなど、和やかムードで動画は進む。


 そして、「スゴイもの」が登場することに。ヒカキンは「今日はてつやくんがわざわざうちに来てくれたということで、とんでもないものを用意しているんですよ」と一言。てつやは「この家で、さらにとんでもないことがあるんですか?」と、都内一等地にある高層マンションの上層階以上に、驚きのあるアイテムがあるのかと問いかけた。「一緒に吸いたい」という言葉に「(カメラを)いますぐ止めたほうがいいんじゃないですか?(笑)」とおどけるてつや。そして、サイズのわりに軽い箱を開けてみると、「平成の空気」を閉じ込めたという缶詰だった。その空気を吸い、一瞬平成に戻って、「平成最後の思い出」を書き換えよう、というのだ。


 さっそく、平成の5円玉が入った缶詰を開け、顔を近づけて“トリップ”するふたり。「缶の匂いしかしない(笑)」(ヒカキン)、「バカすぎる商品だ(笑)」(てつや)と笑い合いながら、つかの間の平成気分を楽しんでいた。


 ちなみにこの缶詰、ひとつ1080円するという。てつやは「考えた人、スゴイですね」と感心。ヒカキンは自分を指差して「こういうやつが買っちゃうんだよ」と語り、てつやも「たぶん2000~3000円でも買ってますもんね」と応じていた。ちょっと気になるが、自分では買わない商品、あるいは自分ではやらないことーーそれをフットワーク軽く、視聴者の代わりに購入&検証して楽しませてくれるのが、YouTuberの魅力のひとつだ。


 ヒカキンは平成元年生まれで、てつやは平成5年生まれ。2組のメインチャンネルだけでも、合わせて1200万人に迫るチャンネル登録者数を誇り、「平成が生んだスター」といっても過言ではない。ヒカキンが「令和の東海オンエアは、何を目指していくんですか?」と問いかけると、てつやは「一番困るやつだー」と、悩ましい様子。これに対してヒカキンは、「困るということは、YouTubeの山をまあまあ登りきっちゃってる感があるでしょ?」と指摘。てつやは「即否定はできなかったですね。最初、登録者数百人とかのころは、マホっちゃん(人気YouTuberのワタナベマホト)とコラボしたいとか、そういう身近な目標があったんですけど、いまないんですよね」と語り、ヒカキンも「一緒です」と同調して、固い握手を交わしていた。


 ヒカキンは地上波の出演も増えており、「憧れのお笑いの人とかにも、もう会えてしまった」という。そしててつやは、「テレビに出てダウンタウンさんと絡んだり、うらやましいなと思いつつ、YouTubeで日頃のんびり動画を撮っている感じがすきなので、目標としてそこに行きたいというよりは、このまま楽しむ、ということをどれだけ続けられるか、というのが目標かもしれないです」と明かしていた。


 そんなてつやの令和の夢は、地元岡崎に豪邸を建てることだという。東京の景色が一望できるヒカキン邸をうらやましがりながら、「命和の次まで、岡崎に住み続けるのは絶対」とてつや。東京での仕事も多く、「東京に住めばいいのに」とよく言われるそうだが、「東京だと撮れない動画というのが、けっこうあるんです」と語り、ヒカキンは「確かに、東京でできることと言ったら、渋谷の人混みの中で……とかだけど、それをいまやったら目立ち過ぎちゃうしね。逆に言えば、いま地方にいるみなさんでも、人気者になれるってことなんですよ!」と“YouTuber Dream”を示した。ちなみにてつやが建てる予定の豪邸だが、ヒカキンからTwitterで「10億円豪邸、ローンで希望」とリプライされてしまったため、その方向で検討しているという。それが必ずしも非現実的な目標と思えないのが、トップYouTuberの羽振りのよさを物語っている。


 ひととき平成に戻り、心機一転したふたりが、令和元年からどんな活躍を見せてくれるのか、期待して見守りたい。


(向原康太)