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ソニー、スタートアップの立ち上げを支援する「StartDash」を公開!起業に必要な書類作りから事業化のポイントまで細かくサポート

2019年06月01日 17:01  Techable

Techable

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ソニーがスタートアップの立ち上げを支援するパソコン専用のウェブアプリケーション「StartDash(スタートダッシュ)」を公開した。・スタートアップに必要な準備を無料でサポート対象となるのは起業を志す個人や、新規アイデアの事業化の検討を行っている組織など。アプリケーションからチェックリスト形式の質問に回答していくだけで、事業計画書など起業に必要なさまざまなドキュメントを無料で作成することができる。

チェックリストにはスタートアップに必要な要素が網羅されており、回答を進めていくことで事業化に向けて足りていない部分を効率的に洗い出せるようになっている。

同社は2014年、スタートアップの創出と事業運営を支援する「Sony Startup Acceleration Program(ソニー・スタートアップ・アクセラレーション・プログラム、SSAP)」を開始。これまでに国内外で750件の新規事業案件を審査し、34件を育成、14の事業を立ち上げた。その中で多くのスタートアップがつまずくポイントなど、スタートアップ共通の障壁の存在が判明。それらの経験を具体的な解決策やノウハウとともに蓄積してきた。

今回はその経験やノウハウを体系的にまとめ、誰もが使いやすいウェブアプリケーションとして提供。事業の立ち上げに必要な項目の整理や事業計画書等のドキュメント作成を、効率的に行うことができる。・まずはアイデア診断から!希望すれば一部有料になるが、SSAPのアクセラレーター(新規事業の専門家)から事業化に関するアドバイスがもらえる。回答したチェックリストを元にエントリーシートを作成し、SSAPの事業化支援プログラムに申し込むだけ。アクセラレーターは事業での実務経験が豊富なメンバーで編成。ものづくりに限らずさまざまな領域において、多くの新規事業を立ち上げてきた実績とノウハウを持っているので、安心して相談できる。

サイトにはユーザーのアイデアを診断する“簡易診断”ページを用意。かんたんな質問に「はい」「いいえ」と答えるだけで、事業アイデアの進捗や強み、弱みを診断してくれる。回答時間の目安は約3分。新規事業を検討している人、ぜひトライしてみて。

StartDash