プラマック・レーシングは、MotoGP第6戦イタリアGPが開催するムジェロ・サーキットで、ランボルギーニ仕様の特別なカラーリングを施したマシンを公開した。
ドゥカティのサテライトチームでイタリアに本拠地をおくプラマック・レーシングは、2019年シーズンはジャック・ミラーとフランセスコ・バニャイアのラインアップで戦っている。
チームが使用するドゥカティ・デスモセディチGPのカラーリングデザインは、イタリアの四輪メーカー、ランボルギーニのデザイン部門セントロ・スタイルの責任者であるミィティア・ボルケルトが担当している。
イタリアに本社をおくランボルギーニは、ドゥカティ同様にフォルクスワーゲングループのアウディ傘下だ。2018年シーズンからランボルギーニのサンターガタ・ボロニェーゼ工場とドゥカティの工場サポートチームの関係が強化された。
また、2019年のMotoGP第3戦アメリカズGPではランボルギーニがプラマック・レーシングの冠スポンサーになり、同社のロゴがマシンに掲げられることになった。
そして今回、昨年同様にランボルギーニ仕様の特別カラーを施したデスモセディチGPでイタリアGPを戦うことを発表。
2台のマシンは通常のトリコロールと違い、黄色と黒色のカラーを基調とし、イタリア国旗の緑色、白色、赤色がサイドカウルにあしらわれた。ミラーとバニャイアでは黄色と黒色の配色が逆になっているのも注目のポイントだ。
その他に、ライダーのレーシングスーツ、チームのユニフォームまでランボルギーニを基調としたカラーに一新した。さらにイタリアGPの週末、ライダーとチーム関係者はランボルギーニのウルス3台、ウラカン1台、アヴェンタドール1台で移動するという。