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上質な小休憩を提案、ナガエプリュスが手掛ける「小昼屋」が外苑前にオープン

2019年05月30日 20:41  Fashionsnap.com

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ライフスタイルブランド「ナガエプリュス(NAGAE+)」が5月30日、上質な小休憩の場を提案するスペース「小昼屋」を外苑前の「ナガエプリュス 本店」内にオープンした。
>>メラニア夫人へ贈呈品として注目を集めた「ナガエプリュス」とは?

 「小昼(こびる)」とは北信越や東北地方で引き継がれてきた食文化で、おやつや間食を意味する。職人や農家が日の出から正午まで能率を下げずに働き続けるために取る小休憩の時間で、その土地の伝統食を食べながら情報交換をするコミュニティーの場としても機能していたという。
 小昼屋では小昼文化を現代に蘇らせ、上質な小休憩の場を提案。昭和天皇へ献上するために作られた石川県金沢市の老舗「丸八製茶場」による献上加賀棒茶と共に北陸を中心に全国から厳選した菓子を提供する「茶の小昼」(1,500円)、ほたるいかやラウス昆布といったつまみ類と利き酒師の中山士門による日本酒のペアリング3種が楽しめる「酒の小昼」(2,500円/いずれも税別)などのメニューを用意している。今後、飲食業界で問題視されている「フードロス」をテーマにしたイベントを不定期で開催。予約困難な東京都内の鮨店やレストランとタッグを組み、正規の料金では提供できない食材を使った様々なジャンルのメニューを展開する予定だ。
 また、日本のクリエイターや企業が情報を発信するプラットフォームとしての機能を兼ね備え、一通りの調理が可能なキッチンやデモンストレーションが行えるカウンター、最大10人まで着席できるテーブル、プレゼン用のプロジェクターなどを完備。個人や企業へのスペースのレンタル、ナガエプリュスがプロデュースするイベントの共同開催などを計画しているという。
>>日本の伝統や技術を発信、ナガエプリュス初の直営店をレポート
■小昼屋所在地:東京都渋谷区神宮前2-5-4 SEIZAN外苑1階 102 NAGAE+本店電話番号:03-6434-5643営業時間:12:00~19:00定休日:月曜日、火曜日席数:テーブル10席、スタンディング5席公式サイト