トップへ

池松壮亮主演『宮本から君へ』9月27日公開決定 写真家・佐内正史が撮り下ろしたビジュアルも

2019年05月30日 10:11  リアルサウンド

リアルサウンド

写真

 池松壮亮主演映画『宮本から君へ』の公開日が9月27日に決定。あわせて写真家・佐内正史が撮り下ろした写真を用いたビジュアルが公開された。


 本作は、1990年に『モーニング』にて連載をスタートし、いまもなお多数の著名人からも愛され続ける新井英樹の同名作を実写映画化したヒューマンドラマ。2018年にテレビ東京にて連続ドラマ化され、熱血営業マン・宮本浩が、七転八倒しながら困難を乗り越えていく姿を描いた。映画では、原作の後半をベースに、池松が演じる宮本浩と蒼井優が演じる中野靖子の前に立ちはだかる“究極の愛の試練”を、2人が克服していく姿が描かれる。


 このたび公開されたビジュアルは、「金なし!コネなし!勝ち目なし!…でも情熱だけは半端ない!」のコピーとともに、澄み切った青空の下、池松が真っ赤な薔薇に食らいつく姿が写し出されている。また、手書きのキャッチコピー「いききっちゃうんだ」は原作者・新井の書き下ろしとなっている。


 ビジュアル公開にともない、原作者の新井から下記のコメントが寄せられた。


●新井英樹(原作者)コメント
初めて真利子くんにあった日からいま、ここまでの道のりが、まんま『宮本から君へ』でした。「映像は『宮本』好きなひとを集めたい!」と語る彼に原作者のボクは「それはその想いだけで十分」と…ところが、そこに池松くんの熱が加わりさらにさらに演者・スタッフ・製作・音楽すべてにボクの想像を超えた熱情が噴き出しました。これ、「感謝」はおこがましいので関係者の皆さんの「歓び」になっていたなら幸せです。ボクにとって「ボクのものじゃなくなる!」って寂しさのない爽快感は「誰かのものになった!」嬉しさ、達成感と相まって最高のご馳走となりました。エネルギーに満ちた映画なんです! ゴツゴツした魂のかたまりの岩を勢いで積み上げ固めた爆弾ようです! 女のひとに向けた映画です! 25年前にボクが片付けられなかった「あのシーン」の顛末、ずっと残っていた心の罪の想いをボクのこどものような歳のふたりの演者が救済してくれました!! 理屈じゃ感動できないボクには最高の贈られ物でした!! 生きているってのは誰かから誰かへと想像もできない感情を生み出してくれます!! 『宮本から君へ』ぜひ劇場で確かめてみてください!!


(リアルサウンド編集部)