5月は、内田彩さんを特集! 4週連続でアーティスト活動のこれまでと今後の展望を深掘りします。
第4弾「キャラソンは私の帰る場所です」では、2018年11月に開催された「AYA UCHIDA CHARACTER SONG LIVE『~chara・melt・room~』」を取っ掛かりにキャラクターソングへの想いを聞いた。
【取材・構成=鈴木隆詩】
──昨年11月に開催された「AYA UCHIDA CHARACTER SONG LIVE『~chara・melt・room~』」。今までに歌ってきたキャラクターソングの中から20曲を選び、ファンの前で披露したこのライブは、本人にとって念願だったという。
──事前にファンに、聴きたい曲のアンケートを取り、それをもとにバランスを考えながらセットリストを決めていったという。最も多かったのは、やっぱり『ラブライブ!』の楽曲だが、それ以外の作品からもまんべんなくセレクトされている。たとえば、パチンコの『海物語』から派生した『アイマリンプロジェクト』の「Dive to Blue」。
「アイマリンちゃんというキャラクターの歌い手として、毎回いろいろなクリエイターの方とコラボさせていただいた企画です。私にとっての第1弾となった「Dive to Blue」は、たくさんの方に好きって言っていただいたのにも関わらず、一度も人前で歌う機会がなくて、キャラソンライブでは絶対に歌いたいと思いました」
──CDでは複数で歌っているものを、ソロで披露した曲もあった。ゲーム『絶対絶望少女 ダンガンロンパ Another Episode』のエンディングテーマ「progressice_漸進」もその一つだ。『絶対絶望少女 ダンガンロンパ Another Episode』は、『ダンガンロンパ』シリーズの外伝的作品で、シリーズ通しての主人公・苗木誠の妹、苗木こまるが主人公。「progressice_漸進」では、誠役の緒方恵美とこまる役の内田のデュエットが実現した。